燃費22.2km/ L アクア Sタイプ

 なぜタイトルに燃費なのか、もちろんそれは燃費がアクアの最大の長所だからです。

 平成27年1月から約4年半、23000kmしか乗りませんでした、その間1000Lあまりのガソリンを使って、計算するとタイトルの燃費になりました。

 満タン法で最高は29.6km/L、最低は13.5km/L、メーターパネルに表示される平均燃費はだいたい24km/Lあたりを表示していました。

 面白いのは(既にどこかに書きましたが)、ヒーターを使っているときよりもクーラーを使っているときの方が燃費は良好です、これはクーラーのコンプレッサーをエンジンではなくモーターで廻しているからだと思われます、そして街中はもちろん高速道路でもぶっ飛ばすと燃費は悪くなります、およそ60km/hくらいで信号が少ない一般国道を走行っているのが良いようでですが、29.6km/Lを記録したのは高速道路を80~100km/hを保ってのんびり旅行したときでした。
 でもこれは、カタログデータ37km/Lの80%弱なのです。ちなみに平均値22.2km/Lはカタログデータの60%です。

 燃費のことをくどくど書きましたが、燃費以外でこのクルマの良いところと言えば、燃費を気にしないでアクセルを踏むとけっこう活発に走行れること、空気抵抗が低いせいか風きり音がきわめて聞こえないこと、エンジンなどの機械音が低く静かなことなどが挙げられますが、タイヤの音が大きいので速度が上がる程この静かさが帳消しになってしまいます。

 そして何よりも大きな欠点は、高速道路で直進性が悪く、風や路面のくぼみ、うねりによって進路が乱されることですね、ですからついハンドルをにぎる手に力が入ってひどく疲れます、ステアリングは直進付近が渋く敏感なのです、敏感すぎて直進をつかむのが難しい、といったところです。

 街中では低速でモーターを使う率が高く静かで平和、エンジン音も静かですからエンジンが始動してもいつの間にかかかっているという感じで、ついついゆっくり走行ってしまいます。

 その代わりモーター音が気になることが有ります、特に停まる寸前、モーターで発電する音ですかね、ウィーンという音、ハイブリッドの効果音だと思うと良い音にも聞こえますが。

 最後に高速道路を走行ったのは、何か美味しいものでも食べようと和歌浦にある地中海風の小洒落たホテルに一泊して愉しんだ帰り道、これがあの6月の豪雨でした。

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その日の朝食

 雨音でカーナビの音声案内を聞きのがし、少し道を間違えてあぜ道に迷い込んで田んぼに落っこちそうになったり、高速道路が真っ白になって前の車さえ見えなくなって、近畿道は「これでも80km/hの速度制限が低速規制されないのか」、とぼやいてみたりでさんざんな思いで帰ってきました。

 で、この日の燃費が25.9kn/Lと好成績ですから面白い現象だな、と思いました。

 総じて、燃費優先でこしらえたクルマですから、そして空気をきれいにしているのですから色々なところがすこしずつ犠牲になっていることは致し方ないところですが、4年で2万キロしか乗らない年寄りにはその長所を生かしきることが出来ない結果になってしまいました。

 だったらもっと楽しいクルマに乗りたい、でも、これでもかというくらい昨今の高齢者事故の報道を考え、安全対策が行き届いたクルマに乗り換えるのが賢明ではないかと思い至って、ソリオバンディッドを選んだわけです。

 さてさてこの選択が、古びた 自動車大好き少年 の私にとって正しかったのかどうか・・・・。

アクア・車検

アクアに乗って早いものでもう3年が経ちました。

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ところが積算距離計はまだ17000kmを示しています、これは過去最低の記録です。

確かに通勤に使わなかったり、電動アシスト付き自転車に乗るようになってちょっと遠くまで自転車で済ませたり、と言うようなこともありますが何よりこのクルマに乗りたい、乗っていたいという想いが少なくなっていることが大きいと思います。

用事もないのにドライブしたり、なにかと口実を作ってはクルマに乗って出かけたり、なんてことはラウムの頃まではよくあったのでですが今はほとんどありません。

まぁ歳をとったせいもあるかもしれませんが、乗ることが、運転することが楽しいクルマを選ばなかったことが恐らくその原因でしょう。


それはともかく、先日、ディーラーで車検をお願いしたのですが、時代の違いをひしひしと感じました。

私が現役の頃は車検と言えば最低でも丸一日もらっていましたが、今はディーラーに持ち込んで3時間で出来るというのです、いったいどんな仕事をするのかじっと見ていたい想いでしたが、それはサービスマンに失礼なのでやめました。

おそらく陸運事務所の車検場にあるようなテスターを通してOKなら、あとはブレーキなどの磨耗程度をチェックしておしまいなのでしょう、定期交換のエンジンオイルなどを交換して洗車機で洗車しても3~4時間で事足りるのでしょう、今のクルマはそれくらい故障も少なく簡素な造りになっていますから、それに走行距離も特に少ないのですからそれでいいのかもしれませんね、ま、ユーザー車検と同じです。

も少し時間をかけて丁寧に見てくれるように言って台車を借りて帰りました。


例によってムカシ話ですが、昭和30年代から40年代前半が私のかけだしの新米メカニックの頃ですがその頃の国産車はまだまだ丈夫だとは言えない状態で、例えば足回りサスペンションやステアリング機構は金属ブッシュやキングピンという構造のため、またボールジョイントもすべて金属製のため、車検の度に分解することが多かったのです、ただ顧客の要望で分解・交換をしないで加工(うらわざ)することもありましたが、いずれも時間がかかることは避けられなかったのです。

ときにはこれを機会にとばかりエンジンを分解してピストンリングを交換したりバルブ周りをオーバーホールしたりと、いま思えばずいぶん重整備をして何日もかけたりしていましたから、整備代も10万近くかかることもしばしばありました。

思えば私の月給がまだ1万数千円の頃ですからずいぶん高くついたことでしょう、それでも当時のクルマは5-6年も経てばポンコツ寸前というのも多かったのですから、いまは凄い時代ですね。


さて、アクアに乗って3年、17000km走行ってやっとこなれてきたところですから故障なんかはもちろんありません。

気になるのはいつもここに書くとおり高速での横風に弱いことと直進性がよくないこと、「軽いからだ」とよく聞きますがこの大きさで1トンを超える重量は決して軽くありません、燃費を稼ぐために空力を意識したボディデザインですからラウムに較べてまさか横風に弱いとは本当に意外でした、最近読んだ新型スペーシアの試乗記では「あなどりがたい直進性」という文字が、躍っているように私には見えました。

このアクアを運転して楽しくないのはこんなことが、大きな原因のひとつになっているのではないかなと思っています。

走りは燃費を意識しなければ結構活発に走るし、峠道などでは楽しくコーナーを攻められるのに高速道路で疲れるのが残念でなりません。

燃費も良好です、3年間の平均燃費は満タン法で21.93km/L、最高は29.4km/L、最低は15.9km/Lとなりました、カタログデータの37km/Lには遠く及びませんが、このクラスのファミリーカーとしてはいい数字だと思っています。


 もう私もそろそろこれで最後のクルマになるかな、と思ってちょっと先進的なハイブリッドのアクアに乗ってみましたが、なかなか、こんなんで最後にしたら悔いが残ります、ここは頑張ってもう一回違うクルマに乗りたいと強く思うようになりました。

 歳をとって「もうおやめなさい」と言われてもやっぱり乗りたい、と、ぷいっと愛車に乗って出かける、そんな魅力的なクルマに乗りたいと思っています。

アクアこの1年

  ラウムからアクアに乗り換えて、早いものでもうすぐ1年になります。

 

 ネッツトヨタから「早めに」と言ってきたので早々に12か月点検をしてもらいました。

 実は私の自家用車として12か月点検はおろか、自動車整備を他人にしてもらうのは初めてなのです、自動車屋の頃はもちろん、現役を引退してからも整備は自分でしてきました、しかし一昨年、病気をしてからは大げさに言えば人生観が変わったようです、というより観念した、というほうが正しいのでしょうか、このblogの初期にblogタイトルの「自動車屋のかどで立ち話」を表題にして、ちょっとくたびれてはいるがまだ若い奴らには負けないよ、てなことを書いていますが恥ずかしい話、退職してからまだ10年もたたないのに「もう現役の時のようには出来ません」と、観念してしまいました。 

 

 ディーラーに出向いて受付のあと珈琲などをいただいて、新型プリウスの試乗して、それからちょっと散歩に出かけます、1時間もして帰ってきて、おかえりなさいの挨拶をいただくともう出来上がっています、私が整備工だった頃は12ヶ月点検と言えば半日はいただいたものです。

 でもまったくお客様になってディーラーに出向くのは気持ちよくさせてくれるものだと思いました。

 もちろんちゃんとお金は払わなければなりませんけどね。

 

 お金といえば、新車の時にメンテナンスパックというものをつけています、これは3年間の定期点検と車検整備を含んだパック・サービスでエンジンオイル交換やワイパーゴムなどの消耗品の交換、それにハイブリッドシステムの点検などを含めたプレミアムコースで、費用78,500円也を前払いで払っています。

 たぶん数万円のお得になると思いますが、自動車とは所有しているだけで高くつくものだとあらためて感じています。

 

 さて、愛車アクア、1年間でなんと6千キロにも満たない走行距離で今までの最少記録です、通勤にも使わず、最近買った電動アシスト自転車のおかげで近くの買い物などにもほとんどアクアを使いませんので、たまに乗ったらもう遠距離走行ですから、ハイブリッドシステムの意味がありませんよね。

 この1年間の平均燃費は22.5km/L、最高は29.4km/Lで5月の高速が80%くらいの富士山旅行、最低は9月チョイ乗りばかりの時で15.9km/Lです、高速道路をぶっ飛ばすよりも空いた一般公道を5~60km/h程度で走行するほうが電気モーターをよく使うので良いようです、また冬、ヒーターを使うほうが夏のクーラーを頻繁に使うときより燃費は悪いようです、クーラーは電動ですがヒーターはエンジンで温めますから冬はエンジンが頻繁にかかっています、ですからこういう結果になるのだと思います。

 

 もちろん故障はまったくありませんが、思いのほか高速での直進性がよくなくて、高速道路の段差などで進路が乱されます、それと横風に弱いのが気になりますので、ホイールアライメントをチェックしてもらって、イン1だったのでイン4に調整してもらいました、標準は0+-5だそうです。

 また来月あたり、ドライブ旅行に出かけたいと思っていますので結果が楽しみです。

 

 それにしても、信号待ちの停車中にエンジンがうなるのはやっぱり気になります、アクアはエコカーの看板を背負っていますからこれはマイナスです、シフトをニュートラルにすると少し回転が下がるのですが、メカニック氏に聞くとニュートラルでは充電しないそうです、だったらエンジン止めたら?、なんて思います。

 逆にモーターだけで走行っているときには静かなので歩行者に気づいてもらえないこともよくあります、車外では警告音が鳴っているのですが、音が小さいのと自動車が近づいていることを表すような音質ではないようです、クラクション以外にもう一つ、例えば第二のクラクションみたいなものがあってもいいのではないでしょうか。

 

 ともあれ、むかしカローラいまアクア、というくらいたくさん走っているクルマですが、走る、止まる、曲がるに不満はありません、でも一言でいうと「退屈なクルマ」良くも悪くも80点主義、実用に徹した設計だと思いますが、それならラウムのほうが実用的ですので、アクアにはもう少し魅力する何かがほしいと思います。