2011年01月04日

ラウム、モデルチェンジの噂

 久しぶりにラウムの話だ。

 本屋さんで立ち読みしてたらある自動車雑誌にラウムのモデルチェンジのうわさ話が載っていた。

 それによると、ラウムとポルテが合体して兄弟車になるという、つまり、右側は前ヒンジドアと後スライドドア、左側は大きな一枚のスライドドアになるというのだ。
 車台やエンジンはヴィッツのものを使うというのは現行車も同じだ。
 だから全長は4メーターを少し切るくらいになって全幅は小型車枠一杯、そして全高が現在のラウムより高くなるということだ。

 およそ実用的な自動車に個性がないこの時代にあって、ラウムとポルテのスライドドアはそれぞれ立派に主張する個性なのだ、それを合体してどうするの、というハナシだ。

 

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 私はラウムの左右スライドドアがことのほか気に入っている、そして運転席から振り向いて、後席の背もたれに手が届かないほど後席が広いのもやっぱり気に入っている点だ、これは初代ラウムからの、いわばラウムのポリシーなのだ。
 ポルテはポルテで、あの高い天井と大きな一枚のスライドドアと端から端までスライドする助手席を気に入っている人も多いはずだし、それがポルテのポリシーではないのだろうか。

 

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 どちらがたくさん売れるのか知らないがおそらくどちらも少数派、メーカーにしてみれば少ししか売れない車を統合して合理化しようというのはわからないでもないが、景気が足踏みしているとはいえ、多様な時代の多様なニーズに応えるのが大トヨタの使命であって、だからこそトヨタを選ぶ価値があるのだ、と思うのだがどうだろう。

posted by 健太朗 at 22:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ラウムの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月29日

ラウムのオーディオ

 ♪ろばのおじさんちんからりん♪ 


 こんな歌を流しながらロバに牽かれたパン屋さんは、御者の後に置いたにゼンマイ式の蓄音機でSPレコードを回していた。

   ときどき針が飛んだりゼンマイが切れて変な音になったが、ボクたちはそんな歌を覚え、蒸しパンをかじりながら時には馬車に乗せてもらったり、ロバの背中に乗ったこともあった。

 移動する車の中で音楽を聴くと言うことはまだまだ大変な時代のことである。

 

 ちょうどそんな時代の中古車の商札に「ラ・ヒ付き」と書かれているものがあった、これは、ラジオとヒーターが着いてますよ、という意味だ。

 

 以前書いた「駐車場のクラウン」のラジオは真空管式で、スイッチを入れてから数十秒待たなければ音が出なかったし、あの独特の、ピーーガガー、という音もちゃんと聞くことができたのだった。

 

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 カーステレオがクルマに着いたのは、昭和40年代始め頃のこと、クラリオンの吊り下げ式の4トラックが始まりだ、カーステレオ本体の上に4トラックカートリッジを置いてレバーを倒すとカートリッジが固定されて再生が始まる。

 エンドレスで2トラックずつ計4曲の歌謡曲やムードミュージック入っていた。

 4トラックが8トラックに変わる頃には本体の前面から同じ大きさのカートリッジを差し込む式に変わって、たくさんの曲が収録されるようになった。


 いずれも大きさはA4判くらいあって厚みも10センチ近くあった。重いものだがその代わりダッシュボードも鉄板製か鉄の骨組みがあったのでブラケットを作ってグローブボックス下に吊り下げたものだった。スピーカーは10ワットくらいの小さなものをリヤシートの後ろに取り付けた。
 それでもモノラルの電気蓄音機で聴いていた音楽はまるで違う曲かと思うほどいい音に聞こえた。

 このカートリッジは後にはやった家庭用カラオケに使われていたのでおなじみの方も多いと思う。

 

 そしてやがてカセットに変わり、コンポ式の機械もはやったが、メーカー純正カーステレオがダッシュボードにビルトインされるようになると自動車屋の「カーステレオ取り付け」という仕事はなくなっていった。

 

 カーナビゲーションは昭和の終わり頃にはクラウンなどにオプション設定されたが、アメリカの軍事衛星によるGPSが使用されるようになって急激に普及した。
 そして現在カーナビとオーディオが一体になって、システムは立派なコンピューターになった。

 

                    私のラウムに取り付けられたナビ一体オーディオは、実に様々なソースがある。Dvc00001

AM・FMラジオはもちろん、テレビはアナログ・デジタルフルセグにワンセグを切り替えて見られるし、DVDの映画も見られる。CDはMP3も再生できるしHDDに録音できるのでCDを積んでおく必要がない。
 更にSDカードに記録したミュージックファイルも再生できる。
 まだある、AUX端子にはiPodを始めあらゆる機器をつなげるので、つまり何でもこいである。実に贅沢だ。

 

 

 私は子供の頃から音楽は嫌いじゃなかったので、レコード盤やカセットなど結構たくさん持ち合わせている、曲数にすれば千数百曲か二千数百曲か数え切れない。
 ともかくオープンリールのテープに録音したもの以外はこれらのすべてをカーオーディオで聞くことが可能なのだ。


 もちろんこれにはパソコンを使って、相当な手間がかかるのであくまで「可能」なのだ。それでもこの数ヶ月にかけた手間で今すぐクルマで聞ける曲は千曲近くになっている。

 1,000曲を休みなく聴くと平均3分として丸2日以上かかる、東京まで4往復と云うところか。

 まぁ実際にはそのときどきのお気に入り、十数曲くらいを繰り返し聞いているのだが。

posted by 健太朗 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ラウムの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

エレガントなラウム

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 今私が自家用車に使っているのはトヨタのラウム、エレガントエディションというグレード、どこがエレガントなのか解らないがホワイトパールマイカ、と言う色で値段も少しお高いクルマだ。
ちょうど10年になるので乗り換えることにした。

 このクルマの一番気に入っているところはスライドドアと後部座席の広いところだ、狭い駐車場に入っても隣に気兼ねなくドアを開けられるし手荷物も積み降ろししやすい。
 長距離ドライブのときにちょっと一服するのも後ろに座るとプライバシーガラスのおかげもあってほっとする空間だ。

 もちろん仕事中に隠れて休憩するにもなかなかいい。

 気に入らないところは、タイヤの音がとにかくやかましいこと、特に高速道路の荒れた路面では音楽を聴く気にもならない、同じプラットフォームのスターレットはそうでもないようだからちょっとした防音材が違っているのかもしれない。
 まだ新車付けのタイヤが減らないうちに、静かだと言われるブリヂストンのレグノに換えてみたら少しは静かになったが、少し摩耗すると元の木阿弥だった。

 しかし去年プレイズというタイヤに換えたらレグノより良いようだ。

 それ以外はどこをとっても可もなく不可もなく、トヨタの定石通り80点だ。

 まずまず10年飽きずに乗ってこられたの80点主義のおかげだろう。以前乗ったカローラ(AE91)より相互得点でラウムの方が少しだけ勝っているように思う。

 これにはちょっとした屁理屈がある。
 家財道具としてのファミリーカーは、4人の大人が窮屈な思いをせずに一泊か二泊の旅行に出かけられ、必要な荷物を積めること。
 家庭で必要な買い物をするとき、少しくらい大きなものを買っても配達料の出費をしなくてすむこと。
 そして何より経済的な小型車。
 こんな屁理屈を言うとちょうどラウムが手頃なのだ。

 自動車大好き少年が中年(もう老年かな)になってカローラやラウムのような退屈な実用車に乗っているのは、こういうことなのだ。思想信条と言うほどのことはないただの屁理屈だ。

 最近の国産車はほんとに故障が少なくなった、若い頃、整備性の悪いクルマに手をやいて、もっと故障が少なくなればよいと思っていたが、こうなると自動車屋の仕事が無くなっしまうから良いのやら悪いのやら。
 とは言え、全く故障がないわけでもなく、ちょうど10年前後、または10万キロくらいになると不思議に小さな故障が続くことがある。
 私のラウムはちょうどそんな時期に来ていて、いくつかの不具合が重なってしまった。

 ヒーター、カーナビ、ドライブシャフト、それにアイドリング制御などに小さな不具合があって、ひとつ取ってみると大したことはないが、重なると結構面倒になる。

 2代目ラウムも後期型になっておそらく来年辺りモデルチェンジの噂も聞こえてくる頃だが、このクルマの場合コンセプトがはっきりしていて、旧型の欠点を少しずつ改良して性格の変わらない新型になっていると思う。しかし3代目になるとコンセプトそのものを見直す時期になるのではないかと予想して、現行型に乗ることにした。

 ともあれ故障が少なく安心して乗れるクルマというのは真の実用車といえるわけで、飛び抜けた性能よりも便利な方が道具としてはよいと考える。

 だがもう少し年をとったら最後に、思いっきり楽しいクルマに乗ってみたいとも思う。 

posted by 健太朗 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ラウムの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする