2012年07月16日

ミッキーマウスプラティの恋

 水槽の中が弱肉強食なんて、まったく考えたくもないですね。
 しかし、悲劇はたくさんあります、今日のお話はミッキーマウスの悲しい恋の話です。

ミッキーマウスプラティというのはプラティというお魚のしっぽの付け根にミッキーマウスの顔のような模様があるのでそう呼ばれているが、昔はムーンプラティといったそうで、その頃は三日月のような模様があったそうな、人間が手を加えたのかな。

 我が家には赤いプラティと白いプラティが2匹ずつ居った、もちろんミッキーマウスの模様はみんなくっきりと入っていた、中でも白いプラティはカラダのほとんどが真っ白でピンクの化粧をしている、だからとくに奇麗なのだ。
 実はプラティの性別は私のような新米が見てもよくわからない、しかし赤は赤どうし白は白どうし仲が良かったのでだいたいそんなものかと思っていた。

 ところが第一の悲劇が起こった。

 針病というのは素人診断だが、どうやらそんな病気にかかったらしく、しっぽが針のようにとがってだんだん元気がなくなって行くのだ。
 針病は稚魚がかかる病気らしいが、実際たくさんいるグッピーの稚魚もかかっているのがいた、塩を入れるやら温度を上げるやらカンパラという薬も使ってみたが、このとき10匹以上☆になった、そしてプラティも例外ではなく赤白1匹ずつが☆になってしまった。

 それ以上拡がらなかったのがせめてもの、である。

 さて残された赤いプラティと白いプラティ、赤い方が少しからだが大きくて太っている、白い方は神経質であまり水の流れが強いところは嫌いなようだ。
 この2匹、いつも一緒にいるから残されたもの同士肩寄せ合ってけなげに生きている、と思っていたら、どうやら赤は白に恋しているようだ、と気がついたのは針病騒動からまもなくのことだった。


 熱帯魚の場合♂より♀のほうが大きいことが多いので、普通、求愛行動というのは小さな♂が大きな♀を追いかけることで徐々に盛り上がってくる、そしていよいよとなると♂のおなかにはっきりと交接器が見えるようになる。

 だがこのプティの場合はどうも変なのだ。
 追いかけるでなく逃げるでなく、とにかく白いプラティの行くところ行くところ何気なく赤いプラティが現れるって感じ、言葉で表すのは難しいがストーカーのようだというのがいちばんしっくり来る。
 それでも2匹は徐々にその気になっていったらしい、もちろん赤いプラティは早くから交接器を振り回していたのだが、とうとう白いプラティにも交接器が見えてきたのだ。

 そう、実にとんまなことにこの2匹は両方とも♂だったのだ。

 これが第二の悲劇だ。

 それでも、ってか本人は、つまり赤いプラティにこの事実がわかっているのかどうか、それでも白をストーカーしている。
 とうとう白いプラティがストレスだろうか体調を崩し始めた、えらをすぼめて隠れるようになったのだ、小さい白は狭いところには入れるが少し大きい赤にはついて行けない隙間もある。白がそんなところに入ると赤は狂ったように探し回っている姿をよく見かけるようになった。

 そしてとうとう白いプラティは水草の隙間で☆になった。

 第三の悲劇だ。

 その後赤いプラティは交接器を出したままだ。
 そしていまはグッピーの青いお母さんを追いかけているが相手にされない、青いお父さんがこの赤いプラティを別の場所に連れて行って攻撃しているのを見た。

 「俺の女に手を出すな」ってか!。

posted by 健太朗 at 23:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月14日

グッピーのお母さん

 グッピーの出産にコメントをいただいたので気をよくしてもう少し魚さんの話をします。

 前回2匹のグッピーがたくさんの子供を産んだと書いたが、これは青いお母さんと赤いお母さんの2匹である。
 このうち赤いお母さんは実はついせんだって☆になった、原因はわからないがきつい下痢をして体力を失ったのだ。

 赤いお母さんには赤いお父さんがいた、もちろん青いお母さんにも青いお父さんがいる、だがこの青いお父さんがまことに情の深い♂でして、うちの水槽に来てからずぅぅぅっと赤いお母さんに寄り添って、人目もはばからずチュッチュチュッチュやっていた、そして出産が近ずくと、逃げ回るお母さんのおなかに突進、出産のお手伝いをするのだ。
 で、お母さんはというと、追っかけるお父さんをくるくると逃げ廻って、ついに振り払い、前回の写真のようにヒーターの陰に隠れてぽこぽこと数匹産み落とし、またお父さんとチュッチュチュッチュやるのだ。

 そしてお母さんの具合が悪くなった時、お父さんは心配そうに落ち着かない様子でお母さんの周りをうろうろして、ときおりお母さんの顔をのぞき込んだりチュッとしたり。
 私はあえて赤のお母さんを隔離したりせず、たくさん生んでくれてありがとうご苦労様、と見送ったのである。

 ところが、赤のお母さんを亡くした赤のお父さん、今度は青のお母さんを追いかけだした、戸惑ったのは青のお父さん、なんだこいつは、とばかりに赤のお父さんをはねのけながら青のお母さんを追いかける、負けじと赤のお父さんも追いかける、わたしってもてるわね、って青のお母さん、嬉々として逃げ廻る。


 いま水槽の中では、あのやんちゃなネオンテトラも逃げるほどの巴戦が繰り広げられているが、あれから青のお母さんも子供を産んでいない、やっぱり三角関係では無理なのでしょうか。


         Photo    

                  巴戦のようす

 ちなみにグッピーやプラティは卵胎生といって、普通魚は卵を産んでそこに雄が放精するのだが、これはおなかの中で卵を孵してから産仔する、だから雄には立派な交接器がある。
 稚魚は生まれたらすぐに泳ぎ出す、生まれたらすぐに必死で泳いで隠れないと親や他の魚のえさになってしまうのだ。私たちはまさに弱肉強食の世界を見る、まったく癒されるどころではない。

posted by 健太朗 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月12日

グッピーの出産

 前回Windows8の記事を書いてから、実はカローラの話を書こうと取り組んだのだが、もう1ヶ月以上になるのに未だにまとまらない。
 これをスランプというのか、それともカローラのようなつかみ所のない万人向けのクルマの話が退屈なのか、とにかく書けないのだ。

 で、たまには熱帯魚の話でもしてみようと思う。

 以前オランダ獅子頭という金魚を飼っていて、このうち2匹が10年も長生きした、ぽってりと肥えてすばらしい獅子頭を持っていた自慢の金魚だったのだが、そこは所詮生き物、この仔らが☆になったときには少なからず悲しい思いをして、それ以来水槽に水を入れることはなかった。

 だが昨年の夏、家内とともにランチに入った北野辺りの小さなお店に熱帯魚の水槽があって、眺めているうちになんだか欲しくなってしまった。
 で、早速45センチの新しい水槽を買ってきて立ち上げ、約1ヶ月の水作りの後、まずネオンテトラとグッピーを入れてみた。

 ところが、順調に立ち上がったと思っていたら約1ヶ月後に白点病が発生、グッピーはあっけなく全☆。

 ネオンテトラは元気なので水作りをしなおして約1ヶ月、今度はミッキーマウスプラティを入れてみた、しかし明くる日にまたしても白点病発生、ヒコサンZという薬を使ってみたが1週間で全☆、またしてもネオンテトラだけが残った。

 その後もいろいろ試行錯誤を繰り返し、マーサというショップの店長のすすめで、Ph調整液を使ってPh6.5辺りにしてグッピーとミッキーマウスプラティを入れ、それでどうやら順調にいくようになった。

 もう2月になっていた。

 マーサさんは、Ph値が7を越えて水がアルカリ性になるとわずかな病原菌が繁殖しやすいと言うのだ。
 原因は底砂にある、桜大磯という美しい砂利に麦飯砂利を少し混ぜて使っていたのだが、このどちらもがPh値を上げる傾向があると言うことらしいのだ、放っておくとPh8にもなる。

                    Photo
                             グッピー出産の瞬間

 それじゃ底砂を替えてもう一回やり直そう、と思っていた矢先、小さな小さな赤ちゃんグッピーが泳いでいるのを発見、家内と大騒動で目を皿にして水槽を覗いたものだった。


 こうして喜んでいるうちに2匹のグッピーが競うようにして赤ちゃんを産み続け、おかげで底砂を替える機会を逸して、何となく半年がたってしまった。
 で、いったい何匹くらい産んだのかというと、最初は数えていたのだがそのうち数え切れなくなり、この夏までにおそらく7~80匹が生まれ、いやいやグッピーの親もネオンテトラもこの稚魚をえさと間違えて食べてしまうからもっとたくさん生まれたかもしれない。

 現在はだいたい50匹ぐらいがおおむね元気に泳いでいる、生まれて4~5日の体長2~3ミリの赤ちゃんからすでに成長して親とほとんど変わらないのまでいるのだが、最初に生まれた♂が遺伝子が強かったのかいちばん奇麗な色をしてしっぽも立派な形をしている、とはいっても外国産の雑種だから値打ちがあるというものではないが。


 ところがこの仔、ちょっと奥手なのか鈍くさいのかゆらゆら泳ぐばかりで他の♂のように♀を追いかけないのだ、三代目はこの子の赤ちゃんが欲しいと思っているのにちょっとまどろっこしい思いをしている毎日だ。

 いずれにしても水槽の中は足の踏み場もないくらいなので、もう一つ大きな水槽を立ち上げ、ただいま水作りに励んでいるところである。

posted by 健太朗 at 22:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする