12月15日、京都岡崎ヴィンテージフェスティバルへ行ってきました。
暖かな晴天の中、今までにお目にかかったこともない珍しいクルマにも出会って、興味深く見せていただきました。
ブガッティ
下手な写真ですがたくさん撮ったので一部掲載します。
ベストコンディションのスバル360
博物館などと違って、生きた旧車を間近で見て、覗いて、いけないのだけれどこっそり触れてみたり、こんなことができるのがとても嬉しいフェスティバルでした。
旧車を見るといつも思うのですが、出展車になかでも国産車のほとんどは職業柄運転したり整備に携わったことがある、というクルマばかりで、運転席など覗いていたらペダルやハンドル、シフタレバーなどの感覚、またアクセルペダルを踏み始めた時のエンジンルームから伝わる振動などがはっきりと蘇って脳の片隅からムカシの夢が躰を支配します、これらはひとに見せられないしボキャブラリーに乏しいので言葉で表現することもままならない。
しかしこれは、私が所有する無形の財産ではないかと想っています。
そんなことを思いながらツートンカラーが素敵な初代ブルーバードの運転席を覗いていたら、向かい側に展示してあったMGミゼットのエンジンがかかったので急いで見に行きます、なぜって初期のブルーバードのエンジンとMGやミニのエンジンとは成り立ちが似ているからです、しかし残念ながらMGのエンジンは冷間状態なのでアイドリングが不安定で、あのBMCのエンジン音は聞けませんでした。
初代ブルーバード
展示車のオーナーさん貴重なクルマを見せていただいてありがとうございます。