2019年02月17日

カタログコレクションから・フィアット2300

fiat2300-01.jpg
 このカタログは昭和44年私の自動車屋でフィアット124スポルトクーペを販売した際、頂いたカタログで、私の記憶が正しければ販売店はマツダのディーラーの関連部門だったと思います。
fiat2300-02.jpg
 フィアット2300は昭和34年から生産されていた中型セダンの発展最終型で、1500・1800・2100とグレードアップしてきました、おそらくこのカタログを手に入れた時点でイタリアではモデルチェンジされて、後継車のフィアット130になっていたはずですが、日本ではまだ普通に販売されていました。
fiat2300-03.jpg

 デザインはピニンファリーナが手がけ、プジョー404やオースチンA55などによく似ています、またダイハツコンパーノの試作段階ではそっくりのデザインが東京モーターショーで発表されていました。

fiat2300-07.jpg

 昭和30年代後半当時、まだ発展途上だった国産車のベンチマークにもなったようで、初代セドリックやプリンス・スカイラインなどはそんなことを感じさせます。

fiat2300-05.jpg

 2300のエンジンは直列6気筒OHVクロスフロー、ウエーバー気化器で2279cc117馬力を発生し、0-400m加速18.3秒、最高速度160km/h、後半にはサキソマット(自動クラッチ)やボルグワーナー製自動変速機も設定されました。

fiat2300-08.jpgfiat2300-09.jpg
fiat2300-10.jpg
 私もほんの少しだけ試乗した経験がありますが、運転席に座ると内装の材質などでエキゾチックを感じますが、走らせると左ハンドルであること以外はそれほど違和感がないように感じました、むしろクラウンなどより古さを感じ、少しだけの試乗では上記の性能を垣間見ることは出来なかったことを覚えています。
fiat2300-04.jpg

 それでも価格が215万とお高く、当時のクラウンやセドリックが100万ちょっとでしたので、おおよそ国産車の倍ですから、これはもう高級車でした、というより外車はみな高級車の時代でした。

fiat2300-06.jpg

 たしか昭和35年頃、三菱にノックダウンの計画があったという記事を読んだ記憶があるのですが詳しくは判りません。







posted by 健太朗 at 13:32| 京都 ☁| Comment(0) | 外車の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください