2016年05月23日

燃費について

 前回、ギャランの話の冒頭、燃費のお話を書きましたが、スズキも国が定める測定法によらない走行抵抗値で型式指定を受けていたとかのニュースが入りました。

 

 e燃費で実用燃費データを集計したランキング「e燃費アワード」の総合部門でこの3月、スズキアルトが24.3km/Lで優勝したばっかりです。

 そのアルトのカタログには37km/Lと書かれているのです。

 前回も書いたように、もともとカタログデータなんてものは信用できない数字なのですから、もしもスズキが測定をやり直して2kや3k少なくしたとしても、実用燃費との差は依然大きなものです。

 こんな状態で計測のやり方やわずかな数字の操作、もちろん規定外の測定だったことへ不快感や疑念がありますが、とばっちりを受けた従業員や下請けは大きな迷惑ですよね。

 

 昨日のmsnのニュースにこんなのがありました。

 アメリカのEVメーカー・テスラモータースが発売予定のモデル3に、40万台もの予約が入ったというのです、これは日産リーフが5年間かけて積み上げた販売台数だそうです。モデル3の価格は3万5000ドル、日本円で390万円、リーフの約320万円とほぼ同クラスだといいます。

 問題は満充電での航続距離で、モデル3がアメリカ基準で350㎞、リーフは日本基準で280㎞。これだけ見るとあまり変わらないようですが、日本基準の280㎞はJC08モードのつまりカタログデータ、これはお国が決めた測定方法でのデータであって、現実的には170㎞くらいということです。

 一方アメリカでは、350㎞走れると謳って走れなかったら即裁判沙汰だそうで、ですから実際にモデル3が走れる数字と思われます。

 

 実はリーフも、アメリカでは航続距離170㎞と謳っているのです。

 

 このニュースの記者はさっそく日産本社より最新鋭のリーフを借り出し、航続距離のテストをしたそうです、満充電にしてリーフのスイッチを入れた瞬間、メーター上の航続距離は「225㎞」と表示されたそうです、いきなり280㎞-55㎞、看板に偽りありですね、結局、時間の都合ですこし「計算上」と言うことになったそうですが、航続距離は、やはり「170㎞前後と思われたのであります」、ということですが、これを日産自動車広報部に問い合わせたところ「良い電気自動車をご提供できるよう、鋭意開発中です」とのコメントだったそうです。

 

 アメリカでは裁判沙汰ともいう燃費データも日本では、最新鋭のEVでさえ40%もの誤魔化しがまかり通っているのです。

 だったら日本でも170km/Lだと言えばいいじゃないですか。

 e燃費JC08モード燃費達成率ランキングでは90%以上を達成したクルマも沢山ありますが。

 

 もちろんメーカーにも非がありましょうが、国にもユーザーにももっと考えてもらわなければならないことがあるのではないでしょうか。

 私のアクアもJC08モード37km/L、実用燃費23.13km/Lで達成率62.51%です、やはり40%もごまかされています、大きな声で言いましょう、これは不満です。

 

 せっかくインターネットが身近にあるのですから、e燃費のようなサイトでは沢山の人が投稿して、実態がないはずの実用燃費が平均的な(実態のある)数字として出ているのです、この実用燃費の数字をサイト名とデータの日付を明らかにした上で、カタログデータにしたらいいのではないでしょうか。

 

posted by 健太朗 at 20:51| Comment(4) | TrackBack(0) | くるまの雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

あまりにも行き過ぎた燃費競争のため、バッテリーにしわ寄せがきており、充電制御車のためにバッテリーが昔ほど持たず、しかも充電制御車用のバッテリーは高価なので、トータルで見た場合、全く財布に優しくないです。
 
 
先日も東北旅行中の夜間に、秋田県内の山間部の高速道路のSA内で突然バッテリーが仮死状態になり、人生初のJAFを呼び出すはめに。

結局調べると2年半で90000kmの走行で、バッテリーはほぼ死亡状態に近い健康度30%と判別され、出先で交換するはめに。ジャンプスターターを導入しようとしていた矢先の事件でした。
  
  
9万kmの走行ならもうバッテリーが劣化していても当然なのかもしれませんが、出来るものならバッテリーのマイナス端子の傍に接続されている、四角い形状の電圧・電流検知器の機能を殺して、少しぐらい燃費が悪化しても絶えずバッテリーに充電されるようにして、充電制御の機能を殺してしまいたいぐらいです。
 
我が車はアイドルストップ車ではないですからまだいいのですが、アイドルストップ車、多少燃費が節約できても、絶えず起動と停止を繰り返すことによる、エンジンへのダメージも無いのだろうか、と思います。

ウォーターポンブやオイルポンプが機械式だと、エンジンの動力が途切れた時点で作動が停止し、エンジンやターボ機構には良くないように思えますが、いかがなのでしょう。まああと五年ぐらいすれば耐久性の答えが出ることでしょう。
 
 
でも電動式だと高価なうえにいつ壊れるか分からないので、予防保全のできる機械式のポンプ類のほうが私は好きです。まあラジエターファンは現在はほぼ電動式となっちゃいましたが。ラジエターファン、夏場に故障するともう運転不能となっちゃいますね。ベルトの名称もファンベルトとはいっても、もう実質はファンベルトではないですね。

私は一台の車で20万kmや30万kmも乗りたいので、こんな邪道な機構は要りませんが。
 
 
アイドルストップキャンセラーなどわざわざ取り付けなくても、日本のメーカーもフィアット500のように、固定式のスライドスイッチひとつで、アイドルストップを強制停止できるようにしてほしいものです。
Posted by カクシカおじさん at 2016年06月18日 20:06
健太朗です。
カクシカおじさん、お久しぶりです。
いつも貴重なコメントありがとうございます。

大変でしたね。
高速のSAでしかも夜間に・・・。
ムカシは路上故障なんて当たり前のことでしたが、最近は命に関わることもありますからいっそうの注意が必要ですね。
バッテリーの場合もムカシは徐々に劣化が進んで、例えば朝のセルモーターの音で劣化に気がつくと言うようなことがあったのですが、今は出先で突然死というようなことが多いようです。

いずれにしてもバッテリーの持ちは、充電を制御する方法によって変わるようです。
例えばタクシーのように毎日、場合によっては24時間走行して絶えず「使った分だけ充電する」というのが良いようです、でも絶えず充電して100パーセントを保つのは間違いです、過充電は禁物ですし、セルに余裕があったほうが耐久性にはプラスなのです。
ですから従来の充電システムでも絶えず100パーセントでそれ以上は過充電だと言うわけではないし、充電の必要がないときは負荷も少ないのです。

充電制御をしているエコカーの場合、エンジンの負荷が大きいときは極力充電を押さえて、負荷が少ないときや減速のときにいわば急速充電をするわけですから、その上アイドリングストップでバッテリーの容量が大きく変化します、前述のタクシーの場合とまったく反した充電状態なのですからバッテリーには過酷な状態だと言わざるを得ません。

でもバッテリーメーカーはこれに対応したバッテリーを創る技術を持っているわけです、ですからエコカーというシステムが成り立つわけで、燃費を良くすることが出来るのです。

従来のクルマとエコカーとでは充電制御機能に大きな差があるわけですし、そういうシステムで燃費を良くしたり有害排気ガスを制御しているわけですから、単に装置を外したりアイドリングストップを停止したり、すれば良いというわけではないようですね。

わたしも路上故障などの災難に遭わないように充分気をつけたいと思います。
Posted by 健太朗 at 2016年06月19日 21:31
超上手い人 足癖の悪い人 
足指の微妙な操作できる人が
社内測定 マイナス コース走行=モード燃費
(計算値でもそれほど差は出ない。欧州では認められている。多めに計算したので、逆に出るのも有る)

これを三菱は結果を先に出して当てはめて
偽装した。エコカー減税を不正に免れた
大きい金額
スズキはコースで走行抵抗を測らなかった 日本では不正

達成率よりは実燃費
もっと大事なのが安全性
軽で何千人/年も死んでる
安全バンパー分 拡大が先
Posted by 農家 at 2016年06月20日 15:36
健太朗です。
農家さんコメントありがとうございます。

まったくその通りですよね、実燃費が一番重要ですよね。
そして大事なのは安全性、
でもバンパー分拡大はもうだめです。

日本の軽自動車は過去、何回も拡大していますが、少なくとも過去2回全長3.2mが3.3mになった時と3.4mになった時は衝突安全を名目に大型化されたはずです。
特に1998年は軽自動車にも普通車と同じ安全基準を採用することで現在の大きさになったのです。

これで基準の上では普通車と同じ安全性を持った車になったわけです、そして現在の大きさはムカシ5ナンバー小型車だったコルト600やS800より大きくパブリカに近い大きさなのですから、これ以上大きくなったら軽自動車に規格そのものが無くなってしまうかもしれません。

いま軽自動車だから軽い、と言うわけではありません、1トンを超える軽自動車もあります、それでもたった660ccのエンジンで100km/hを軽く超えるスピードで走れる性能を持っています、車室内も驚くほど広く快適です。
軽自動車にこれらの性能を求めすぎてはいませんでしょうか。
そんな心配と疑問を私は持っています。
Posted by 健太朗 at 2016年06月22日 23:36
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