2016年01月27日

私が好きなマークⅡ

 初代コロナマークⅡは当時のコロナRT40のデザインを踏襲しながら輸出向きに一回り大きくなったクルマだと言うことは、コロナマークⅡのページで書きましたが、このころ、日産にもブルーバードを大きくした初代ローレルにも人気があって、2車がBC戦争第2ラウンドともいえるようなデッドヒートを演じていました。

 そして2代目は初代後期型のイーグルマスクを継承して、ローレルよりスカイラインGTをライバル視したМ型6気筒エンジンを積んで、よりスポーティーな演出をしましたが、スカGほどの押しの強い存在にはなりませんでした。

 そこで3代目は昭和51年、独自の個性的路線を行くべく、アメリカン・クラシック調デザインとなって、グランデという上級グレードが大ヒットとなりました。


        2mx2004 

 

 もうこの型からはコロナの上級車種というサイズではなくクラウンよりちょっと小ぶりという大きさになって、特に2ドアハードトップは私が大好きなクラシック・コルベットのようなコークボトルラインが魅力的で、より大きく見えるクルマになりました。


         2mx2003 

 

 搭載エンジンは2600cc直列6気筒、2000cc直列6気筒、の他に2000/1800cc 直列4気筒、ディーゼル2200cc 直列4気筒とトヨタならではのフルラインナップでした、しかしなんといってもグランデ2000が人気でした。


        2mx2001

 

 このエンジンは2代目クラウンで昭和37年にデビューしたM型SOHCクロスフローで当時90馬力だったのがここでは125馬力にもなって、M型シングルカムとしてはすでに成熟した印象ですが、キャブレターからEFIという今では当たり前の燃料噴射装置に換わり、さらに使いやすくなりました。


          2mx2002 

 

 ところで、この車の名は「トヨペット・コロナマークⅡ」ですが、昭和53年トヨタは長年のブランド名である「トヨペット」を捨てて、「トヨタ」に統一しました、そして5代目昭和59年には「コロナ」も捨てて「トヨタ・マークⅡ」になりました。

 先頃復活した「ダットサン」のように「トヨペット」も復活するといいですね。

 

 私の自動車屋でもたいそう売れまして、特に呉服関係の社長さんなどには人気があって、茶色の風呂敷に包んだ反物を一反だけ積んで走っているような光景をよく見かけました、景気の良い時代だったのですね。


          2mx2005

 

 乗り味は「静かで、安楽で、退屈な」トヨタ80点主義の始まりを思わすようなクルマだというような印象ですが、これが当時の国産車の中にあってはピカイチの乗り心地だったのです、オートマチックやディスクブレーキ、それにパワーステアリングやラジアルタイヤなどの今では珍しくない装置やメカニズムが世に出て、商品として安定してきた時代でしたので、もう日本のクルマは完成してこれ以上はないだろう、などと思ったものです。


        2mx2006 

 

 でもでもそんなことはなく、あれから40年もたって今でもクルマは日進月歩で発展・発達しているのですから、せいぜい長生きして今から40年後のクルマに乗ってみたい、などと思うのは歳をとった証拠なのでしょうか。


          2mx2007 

posted by 健太朗 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | トヨタの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック