2014年03月07日

コンテッサ900スプリント

    今回も発売されなかったクーペ、第3弾です。

          900                      

 

   日野コンテッサをベースにジョバンニ・ミケロッティがボディをデザインし、エンリコ・ナルディがエンジンと足回りをチューンアップしたもので、イタリアの美しい造形とコンテッサの味付けが見事にコラボレートした世にも流麗なクーペで、これが昭和30年代に日野によって作られていたとは驚くしかないでしょう。

            900sprint        

 

   しかもスリーサイズが3830・1470・1200、900cc・50馬力のエンジンだが、650kgの軽い車体を走らせるのだから、コンテッサ900の走りから見てもスポーツカーとして軽快なことは容易に想像できるというものですね。

            900sprint_2        

    このクルマは昭和37年のトリノモーターショーから、38年のニューヨークまでいろいろな海外のモーターショーに出品されてかなりの評価を受けたそうですが、さてイタリアで市販しようとしたら、欧州の自動車メーカーからの圧力で市販できなかったということだそうです。

 

   こんな美しいクーペが市販されていたら日本のク-ぺやスポーツカーの歴史に影響を与えていたでしょうね。

 でも、はがき1枚5円、タクシー初乗り80円それに労働者の平均月給が24,375円の時代、コンテッサ900が65,5000円でしたから手作りのスプリントはおそらく100万円以上になったでしょうから難しかったのでしょうね。












posted by 健太朗 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒノの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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