2013年07月21日

6代目 カローラ

  カローラは、本当はこれほど個性的でかつ魅力的なクルマはほかにないんじゃないか、と今、思い出だしてそう思う。

          Ae9106

 

私が乗ったのは6代目カローラAE91 SE、最後のキャブレター車であり、最後のフェンダーミラー付だった、そしておそらくこのクラスの車として最終の扁平率表示のない、つまり扁平率80のタイヤを履いたクルマだ。

          Ae9101

 

昭和63年8月、それまで乗っていたファミリアBD1051も気に入ってたが、まあつまりあのバブルに時代、私にも多少の恩恵があって、10年乗るつもりのファミリアを5年で乗り換えてしまった。

 

当時の価格は1309千円、上級グレードだがエアコンもカーステレオもついていない価格で、経費とあともろもろのオプションをつけて200万弱といったところ、今のこのクラスの車と比べても決して安くはなかった。

 

そういえば今乗っているラウムもそんなもんだ。

 

          Ae9102

   

 

 

6代目カローラといえば80パーセント主義と没個性の集大成とまでいわれ、まったくつまらないクルマだと思われもするが、そんなつまらないクルマなら年間生産台数30万超の大記録を打ち立てられるはずはない。

 

          Ae9103

 

 

  その魅力は他人のクルマを眺めて、あれはつまらない、などと言ってる御仁にわかるわけもないし、言葉で表すのも難しいが、ともかく私はこのカローラに乗ってからほかの車に換えたいと思わなくなって、あれでもないこれでもないと言ってるうちに10年経っていた。
 

静かだし、楽ちんだし、経済的だし、故障しないし、廻りにいっぱい走っているから安心感もある。

 

ちょっとほかのクルマに目が移っても、あれはこれよりかっこいいけどうるさいし、とか、あれはこれより良く走るけど乗り心地悪いし、てな具合になってしまうわけだ。

それってつまりバランスが取れてるってことで、それこそがカローラの個性であって、それこそがカローラの魅力なんではないのだろうか、と思う。

 

友人の「父ちゃん」が平成元年製のクレスタに今も40万キロ近く乗っているが、これも同じように魅力しているのではないだろうか。
          

              Ae9104

 

 

 

このカローラに平成102月まで約6万キロ乗って、平均燃費8.1km/L、消耗品交換以外の故障は唯一ヒーターコントロールだけだった。

 

ともあれ、一つ時代が変わってラウムという使い勝手の良いクルマに出会うまで、ほかに、乗りたいクルマ、というのがなくて困ったほど安楽に乗り続けたが、今思い出してこれだけの文章を書くのにずいぶん時間がかかってしまった、それほど印象の薄いクルマでもあった。

 

 

          Ae9105

                私のはグレーだった

 

 

 

posted by 健太朗 at 15:58| Comment(2) | TrackBack(0) | トヨタの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも少しばかり センターを外したような車をチョイスしてきた小生ですがこのカローラ(姉が長く乗っていました)ちょっと運転してみて、ホントにすんなりなじめるいい車だなと感じました。

長く乗っていてランプ類が切れた記憶がないと言います。

まさにトヨタ車 と言ったところでしょうか・・

姉は仕事場と、子供の家にいくなど決まったところしか乗り出さず、教習所で教わったMTしか運転出来ないと言って居りました。

サスペンションの図を見ていて、前輪はともかく後輪の幾何学的な構成は、良く作動するものだと不思議に思います。
きっと、各ピボットに大きなコンプライアンスのブッシュが付いていて、寸法的な矛盾を吸収しているのでしょうね。
この車の頃から、ブレーキング時のノーズダイブがチェックされたり、小排気量のエンジンが静粛に回るようになったり、急に進歩したように思います。

姉のカローラはいつの間にノアのAT車になっていて、MTなんてとんでもないと、言っております。
そして最近は、ほとんど走った形跡がありません。
Posted by なめネジ at 2013年08月26日 23:20
健太朗です。
なめネジさん、コメントありがとうございます。

お姉さんのチョイスはベストチョイスでしょうね。
誰が乗っても違和感なく、丈夫で長持ち、これが当時のカローラの個性なのです。
でもなめネジさんが乗ると、ちょっと退屈だったかもしれませんね。
そしてノアは、ミニバンのカローラだと思うのですが、どうでしょう。

ところでAE91のリヤサスはあれでなかなか秀逸だったのですね、おっしゃる通りラバーブッシュはわざと柔らかめにしてあって、状況に応じてホイールアライメントが最適になるようになっているんです。その前に乗ったファミリアほどではありませんが、実に腰がしっかりしていました。
実はカローラから初代ラウムに乗り換えた時、びっくりしたんです、初代ラウムはターセル・コルサのトーションビームなんですが、まるで電車のように台車と車体が別々に動くような感じがして全輪独立懸架の魅力を再認識しました。
Posted by 健太朗 at 2013年08月27日 22:18
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