2011年02月12日

ラウム・ユーザー車検

 早いもので、ラウムの新車を降ろしてもう3年になる。

 先日、高速道路120Km/hくらいでほんの少しハンドルにシミー現象があるので、タイヤ屋に出かけてホイールバランスをとってもらった。このクルマはこの3年間にこれ以外の修理をしたことがない、ホントに安心できるクルマなのだ。


 このクルマにエンスージアスティックな魅力はないが、安心して乗れることが一番の魅力だ、しかし日本の法律は3年たったら車体検査をするように強制する。
 自動車屋のかどで立ち話をしているが、もう私は自動車屋ではない、なので、一般ユーザーになった私はそれらしく、ユーザー車検をすることにした。(拍手)

 まずはともあれ車検場に様子を見に行くことにした。

 久しぶりに車検場に足を踏み入れた私は少々戸惑った、見慣れているはずの風景がもうよその世界なのだ。
 なんだか少し寂しくなった。

 気を取り直してユーザー車検の窓口を探してみた、しかしそんな窓口は見当たらない、元々そんなものはなかったのだ、そもそも車検はユーザー自身が受けるもの、自動車屋はそれを代行しているだけなのだ。(少なくともたてまえは昔からそうなのだ。)

 で、普通の?車検申請の窓口に行って受付のおばさん、失礼!お姉さんにユーザー車検のやり方はどうするのかと聞いたが少し気恥ずかしく照れくさかった。
 でもお姉さんはとても親切に教えてくれた、そして車検の流れをプリントされたものをくれた、何のことはない当たり前だが自動車屋がやるのと同じことをすればよいのだ。

 そしてもう1セットのプリントはなんとインターネットで予約を入れるための案内だった、車検の予約は電話でするものだったがこれは廃止されたという。


 そんなん邪魔くさいからここで予約でけへんの、と言ってみたが出来ないという。

 車検場に出かけていって車検の予約ができないというのも何とも不思議な話だ。


 で、うちに帰ってパソコンから1週間後の予約を入れたが、IDをとるやらメールで来た予約番号をプリントするやら、難しくはないが実に面倒くさい。
 ともかく後は自賠責保険と車載の24ヶ月定期点検整備記録簿を用意すれば準備完了だ。

 さて当日、混み合うまでに済まそうと午前9時前には車検場に到着、車検コースは10時頃から混み始めるのだ。
 先に書類を購入、申請書と検査票だ、記録簿も付いてきたがこれで50円、高いのか安いのか。
 同じ窓口で重量税と申請手数料を支払って印紙を貼ってもらう。

 名前や登録番号、インターネットの予約番号などを記入して諸々の書類を先述の申請窓口に提出、そしていよいよコースへ。

 ユーザー車検のコースは指定されている、ここでは3コースだ。

 このコースは最も自動化が進んだコース、つまり受験の際の操作が簡単でわかりやすいのだ。

 もたもたしているとプロの自動車屋に迷惑がかかる、素人の私も少しく緊張の面持ちでコースに入る。

 コースはサイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター、の順だ、同時にヘッドライトなどもテストする。

 そしてピットへ、下回りやステアリング周りをチェックする、そこでなんと排気ガスのプローブを入れるのも検査票を機械に通すのも係の人がやってくれる、ナッパ服を着てたらこれらはセルフサービスなのだ。
 最後に車体番号を確認して、ハイご苦労様となる。

 ところで、自動車屋のみならず、ユーザー車検を経験した人にはわかると思うのだが、本当にこれでよいのか、という思いがわくのだ。
 例えば、車検を受けた時点ですでにブレーキパッドがすり減っていたとして、帰り道、ブレーキがきかなくなったとしても、すでに車検は合格しているということなのだ。

 さっき車検に合格したばっかりなのに、と言ってもお国は保証してくれない。

 自動車屋が整備をしていれば自動車屋の責任になるのだが、激安至上主義の整備ではさもありなんというところだ。


 では何のための車検なのか、そも日本の自動車が機械として未成熟な頃にはこの制度は有効な制度だったかもしれないが、現在のように完成された機械の安全は使い方次第、という時代にあっては、検査機器メーカーのショールームのような車検コースで、それでいて昔ながらの検査しかしない車検で、本当の意味での車体検査が出来るのかどうか、ちょっと首をかしげたくなるのは私だけではないと思うのだが。

posted by 健太朗 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ラウムの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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