2010年02月16日

個性的なスバル1000

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                        スバル1000、ボンネットが低い。


水平対向エンジンは全長を短くできることと重心を低くできることがメリットだ、別名を180°V型エンジンとも言う、V型エンジンは主に60°90°などがあるがこれの延長線上の呼称である、但し、この180°V型といわゆるボクサーエンジンとは少し違うものだ。

 

ボクサーエンジンがクランクピンを180°ずらしている、つまり左右のピストンが同時に上死点を通過する構造なのに対してV型は左右のコンロッドを一本のクランクピンにつないでいる、右バンクのピストンが上死点にある時、左バンクのピストンは下死点にある、というあくまでV型エンジンと同じ作りなのだ。

だがこれは主に振動などの問題で12気筒でないと成立しないらしく、市販車ではフェラーリの12気筒くらいしか見あたらない。

スバルも過去にF1180°V型12気筒を供給したことがあるらしいのだが、主に冷却などの不具合があってシーズン途中で撤退したと言うことだ。

 

スバル1000のエンジンはボクサーエンジンなのだが、4サイクルエンジンは2回転に1回爆発する、ボクサーの場合ピストンが対抗しているので左右に振動し、ピストンは前後にずれているのだから全体としてはねじり現象が起こってしまう、非常に難しいエンジンなのだ。

古いBMWのオートバイではこのねじれ現象が体感できる。

 

19661000_2

スバル1000のエンジン、キャブレターやディストリビュータが付いている。

左がサブラジエター、エンジンに冷却ファンはない。

 

スバルの水平対向エンジンはこの難しさをみごとに克服している。いや、克服しているとは言いにくい、あの独特の振動、不揃いの排気音、しかしこれこそがこのエンジンの魅力なのだ。

今の技術をもってすれば、現にレガシーやインプレッサに乗ると振動もないし音も普通に聞こえる、だがスポーツタイプなどにこの「不揃い」を少し残しているあたりが粋な計らいなのだなと思う。

 

スバル1000の個性は単に水平対向ボクサーエンジンだけではなく、当時の国産乗用車の中にあって、これほど個性的なクルマは他になく、今でも十分個性的なレガシーやインプレッサの比ではない。

ボンネットの低い、当時のサーブのようなデザインはもちろん個性的だし、全くフラットな床と広い室内も魅力だが、なにしろスバル1000は日本で初めて前輪駆動車の量産に成功したクルマなのだ。

当時はまだ前輪駆動車は「げてもの」扱いされたものだが、東洋ベアリングの等速ジョイントのおかげで前輪駆動車に市民権を与えるきっかけとなり、その後この等速ジョイントこそ世界中に前輪駆動車を普及させたパーツのひとつとなったのである。

ちなみに「FF」(フロントエンジン・フロントドライブ)というのは当時の富士重工が創った言葉なのだ。

 

さてスバルはこの前輪駆動の特性を生かし、バネ下荷重を軽減させ走行性能を上げる為に前ブレーキをインボードタイプにした。

普通、ブレーキはタイヤのすぐ裏にあるものだが、このクルマの場合はドライブシャフトの内側、デフ側にある、従ってドラムブレーキの場合、整備をするのにドライブシャフトをはずしてからでないと整備が出来ないという煩わしさがあった。

まだ新米のメカニックだった私も、このブレーキのシュー交換などにはかなり苦心したものだ、なにしろ下から潜った状態であの堅いスプリングをはずしたりするのだからなかなかやっかいだ。

しかしスバル1000のコーナリングの良さは私も友人のFF11300Gでしっかりと体験させられている。他の前輪駆動車にないシャープな切れを示すハンドリングも魅力だった。

 

今や前輪駆動の全盛時代となったが、スバル1000はイギリスのMINIと並んで、チェリーやコルサなどのお手本となり、アルファロメオやフィアットにも影響を与えたという、現在のすべての前輪駆動車のベースになったと言っても過言ではない。

 

レガシーやインプレッサのユーザーがマニアックと言われることがあるそうだが、そのルーツ、名車スバル1000に乗ってみたいとは思いませんか。

 

posted by 健太朗 at 16:55| Comment(14) | TrackBack(0) | スバルの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わがクルマ乗り継ぎ人生を思い起こせば、国産車ばかりだけど日本のクルマ会社が世界に出て行く上り坂の時代と重なっているよ。昭和45年、まず最初が日野コンテッサ900、二台目がスバル360、続いて日産チェリー1200X1、それからトヨタカリーナ1600クーペ(FRで本格的でおしゃれ意外とよかった)、スバルレオーネ1300クーペGSR(すごいスタミナ)、ダイハツシャルマン(中身はソフトカローラ)、トヨタスプリンター(ここまではすべてマニュアル車)、クレスタターボ(デフが弱かった)、クレスタ3.0(現在も仕事で乗っている32万キロひょえー!)ホンダS2000と乗ってきた。この中ではコンテッサ、スバル360、チェリーX1、スバルレオーネクーペGSRの4台がRRとFFの両極端だったので、それぞれ面白いくるまだった。いま手元にあるのはS2000がFRということで、あとはミッドシップに乗れば駆動方式すべて達成となるけれど、ミッドシップはフェラーリがボクスターもしくはホンダビートかな、いつか手に入れようか(?)とにかく楽しいクルマ人生といえるかもしれない。だってこれまで乗り継いできたのは日本のメーカーの心意気を感じるクルマばかりだとおもうからなんだけど、クレスタ3.0とS2000はそれぞれ22年と11年経過しているけどすごい耐久性がある。それ以前クルマたちは10年は無理だろうな。クルマの耐久性は最近はどうなんだろうか。それに、こんなどろくさい面白いくるまが少なくなってきたな。健太郎さん。
Posted by コンテッサの父ちゃん at 2010年07月20日 18:11
健太朗です。
父ちゃん、誠に申し訳ない。
7月20日の父ちゃんからのコメントが何かの間違いでスパムコメントのホルダーに入ってしまっていました。
管理画面で異常を見つけてeoに問い合わせたたりしましたが、時間がかかって今頃このことに気がつきました。
ほんとに申し訳なく、8月1日の公開となってしまいました。


さて、気を取り直して考えてみれば、父ちゃんが乗ってきた車は確かにおもしろいくるまばかりでしたね、中でもコンテッサ、スバル、それにチェリーなどはユニークで、その分苦労も多かったと思います、自動車屋の立場から見ても故障は多い、整備性は悪い、高く付く、そんな時代、何かあるたびに悩みましたね。

でもそれが今となっては楽しかった思い出になってるのですから、実に不思議なものです。

ちょうどチェリーの頃だったか、周山あたりのワインディングロードで、仲間のFF-1なんかとタイムアタックで競争したりして、私のコロナではついて行けもしなかった事、悔しい思いで今も思い出の片隅にあります。

シャルマンは、まだ当時乗るのが心配だったダイハツから出たくるまですが、中身がカローラなので安心して乗れる車でしたね、私もパブリカの車体とダイハツ製エンジンのコンソルテにしばらく乗った事がありましたが、トヨタ製品の信頼性とともにダイハツエンジンのすばらしさを再認識した、という事がありました。

それにしても、クレスタMX83の22年、30万キロはすごいですね。そりゃあそれなりに整備に金はかかっていますが、オーナーのモチベーションの耐久性もすごいと思います。
現役時代、そういうくるまに関われた事は幸せだったと思っていますが、手が離れたから云うのじゃありませんが、この記録はもっと伸ばして欲しいものだと思います。へへ。

さてさて最近のくるまは、白物家電化してしまって朝の始動時の儀式もなく、ギヤチェンジに「こつ」もいらない、路上故障の心配もありません。
そのことはいい事に決まっていますが、その分楽しさがないというのは贅沢というものでしょうか。

これからもS2000のような個性的で面白い車を探して乗りたいもんやね、父ちゃん。





ところでこの夏はいろいろ忙しく、blogの更新が全く進んでおりません。
自動車屋のかどで立ち話、におつきあいくださる方は少ないのですが、まだまだ書きたい事はたくさんありますので、ぼちぼちと書いてゆきます。
ので、宜しくお願いします。
Posted by 健太朗 at 2010年08月01日 22:42
こんばんわ、夜遅くからの投稿です。
 ダイハツ カクカクシカジカのカスタムRSターボ乗りの42のおじさんです。

 新車納車後、1ヶ月ちょいがすぎたところです。
が、所用で東京方面へ出かけたこともあり、すでに4000kmを突破してしまったカクシカ君です。先月末の土曜日も出雲地方へ出かけて、それから広島へ出て、山陽道経由で自宅まで戻って700km以上走りました。
 山陽道の最高標高地点の三原久井ICの先の、上り線の長い上り坂、しっかりしたターボエンジンなので、追い越し車線でもコンパクトカーなど負けずに平気で登っていきます。車重の重いタントカスタムなどぶっちぎりです。

 以前乗っていた同じダイハツの重たいアトレー ツーリングターボと比べると全く別物です。それでも燃費は、PAでの休息(体力が無くなって来て、若い時のように長時間の連続運転はできなくなってきました)のエアコン使用のアイドリングなければ、高速走行では十分18km/Lはいきます。動力・燃費性能に関しては軽四として見るなら十分すぎるぐらいです。こんな車がエコカーに選定されないのは、あの制度は完全に政治力のあるトヨタ偏重になっているからだとしか言えないですね。

 そのカクシカ君、リーマンショック前の2008年登場の車なので、全般的に贅沢な造りになっているようで、あののっぺりとしたデザイン以外はとっても気に入っています。私は乗ったことがないのですが、あるサイトではヴィッツより動力性能・快適性も上だとの指摘をみました。
 価格もフィット1300ccより高いようですが、逆にいえばフィットのほうが無理をしすぎている感じです。リヤーのハッチバック部分の溶接が弱いようで、雨漏りしやすい、との情報を得たので、安くても購入は見送りました。

 当方では、車は実用性一本やりで購入しました
     燃費がある程度良く、税金が安くてしっかりした造り
     長時間の運転に耐えられるシートと快適性
     しかも暑がりなのでエアコンがよく効くような車体構造
     センターメーターでなくて、コンパクトカー並みの走行性がほしい

という条件で選んだところカクシカ君になりました。ターボがあるとはいえCVTの660ccなので、出だしはわずかにもさっとした感じはありますが。最初は軽量のミラカスタムを考えていましたが、リヤーシートのヘッドまくらとリヤーガラスがあまりに接近しすぎなのでやめました。


 ところで、カクシカのカスタム君はあまりコストダウンの追求ばかりではないので割合安心感がありますが、上レスのトヨタの会社ですが、ほんとうにどうなっているのでしょうね。
 最高級車のレクサスのステアリングが戻らないとか、バルブスプリングが折れるとか。ほかにも山のようにあるようですが、私がアトレーの前に乗っていた、27万キロ近くも走った、1990年代のハッチバックのコロナ1800SFの、故障もなく安定していたトヨタは、いったいどこへいってしまったのでしょうね。今のトヨタを見ていると、門外漢の私でも、ちと購入はためらうかも。せめて子会社のダイハツがトヨタ化しなことを、せつに願うだけです。

 現代では嗜好性が変わって、車はコンパクトカーなどの実用タイプが販売の主力で、走るのを楽しむのはバイク乗りが多いようですね。だから車メーカーがコストダウンばかりに目がいくのは、やもう得ないのは分かりますが、安くても新車から雨漏りしたり、安全性が犠牲になってまで、という人は日本では少ないと思います。
 

   PS
 カロのメモリーカーナビですが、購入したときにはすでに第二京阪や鳥取道とかが反映されていて、更新情報がSDカードを通してすぐにダウンロードできるのと、メカ音がしないので割合使いやすいです。
 でも元が安いのでGPSの更新時間が1秒程度と長めなせいなのか、自車位置がごくわずか遅れるようです。道案内は、まだセットしたことがないので、また後ほどで。

 それと音楽再生に力をいれているにもかかわらず、購入前から知っていたのだけど、プリギャプのところで1~2秒ほど再生が欠落します。ソニーのICレコーダのようにフォルター内のファイル間を、切れ目なしに再生できるようにできるはずなのだけど。
Posted by 42のおじさん at 2010年08月02日 02:47
健太朗です。
42のおじさん、いつも有難うございます。

カクシカ君、良さそうですね。
今の軽自動車は初代コロナや初代カローラと同じような大きさで、重さはカローラより重いのに、たった660のエンジンであれだけの走りっぷりは大したものですね、そしてその、のっぺりしたデザインで室内を大きく取って、それでより安楽なシートをおごっているわけで、つまり、外寸が決まっている中であの広々とした空間を生み出すマジックは、すごい、としか云いようがありません。
360時代には考えられなかった事ですよね。

それにしても1年ちょいで4000㎞はよく走りましたね、上のコンテッサの父ちゃんのコメントに対して、面白いくるまに乗りたいね、と書きましたが、私などまたもう少し長距離ドライブを楽しみたいので、いわゆる面白いくるまより、より安楽まくるま、ミニカーより少しでも大きなくるまと思ってラウムに乗っているわけですが、既にリタイヤした身には経済性を考えて軽自動車にするべきなのかもしれませんね、でも、まだがんばります。

ところで42のおじさんはセンターメーターがお嫌いのようですね、私は昔から好きです。
モーリスミニのセンターメーターにはあこがれましたし、国産車ではヒルマンのメーター、お世辞にも見やすいとはいえませんが、あの独特の雰囲気はいい物です。
今のラウムのセンターメーターは実に見やすい読みやすい、よいデザインだと思います、でもそのためにカーナビがその下になって旧型ラウムより見にくくなっています、もしかしたら旧型ラウムのようにメーターは正面でカーナビが見やすいセンターになる方がよいのかもしれませんね。

それから、プリギャップやポストギャップをなくしたい曲だけでも、SDカードやCD-Rで再生するわけにはいかないのでしょうか、SDカードやCD-Rに記録する前にソフトウェアでギャップをなくすか、ごく短くする事が出来るのではないでしょうか、やってみた事はないのですが。
Posted by 健太朗 at 2010年08月02日 23:29
再コメントになります。

 プリギャップをなくすことは十分可能です。が、やはり専用のソフトを使うのが簡単にできます。私の場合は、インターネット社が出している“Sound it!5.0”という波形編集ソフトを使っています。説明書も充実していて、かつ使いやすく、パッケージ版で実売価格は1万円以下です。
 カーナビがアホなので仕方ないのですが、長い曲を1ファイルにすると、途中から再生するときには非常に不便なので、DVDの音声規格を利用する手段を選びました。

 このソフト、Win XPで動作しますが、CDからの取り込みも、トラックごとにチェックを入れても、分割で取り込めたり、チェック1つで1つのwavファイルとして結合して取り込めたりできますので、非常に便利です。
 CD-Rに焼く場合は、曲を再生したい順番に選び、ブリギャップの長さを0秒から~好きな長さ秒、に選択して、曲名とかも入れて焼けば、立派なジュークボックスが出来上がります。
 10年前には、家庭のPCでこのような編集は、簡単にできなかったですけど、最新のPCではCPUも力強いし、メモリーもフル搭載なので、大きなwavファイルでもいとも簡単に編集できて、絶世の間がありますね。


 私の悩みは、ライブ演奏の交響曲やオペラなどの1曲が非常に長い曲の処理で、音楽CDでは規格上最大80分収録なので、オペラ1幕すら入らない場合も多く、元のCDでも途中で切られていて不愉快なので、it 5.0を使ってPCできれいに結合してwavファイルで保存しています。
 またこれらをCDで車に搭載すると10GB分の音楽データでは、かなりの枚数になってしまいますね。

 かといってHDD録音タイプのナビも、以前触れられていましたように、故障したり買い換えれば再度の録音ということで非常に面倒です。
 よって試しにやったのが、DVDの音声データを利用する手で、画像はDVD-ROM規格の最低画質の無音の真っ黒画面を6時間ほど作成し、サウンドイットで44.1kHzのwavを48kHzのwavに変換して、ペガシスのDVDオーサリングソフト、DVDオーサ2.0で真っ黒画面をオーサりングするときに、48kHzのwav音声データをそのまま追加して、余りの黒画像はカットして切り落とし、それから30分の1秒の精度の頭だしになりますが、チャプターを打ち込んでDVDに焼きました。


 画像のほうは最低画質で、しかも動きの全くない黒画面のみなので、データ容量はほとんど使われていなくて、4時間以上のオペラの2ch 48kHzのリニアーPCM音声規格でも問題なく再生できました。ちなみにサウンドイット5.0は、1つのwavファイルは2GBまでしか取り扱えないので、オペラ1幕で1つのトラック構成にすれば、たいがいはうまくいきます、そして長時間DVD音楽ディスクの完成です。

 これなら少ない枚数で済みそうですが、作成がかなり手間がかかりそうなのと、高温になる車内でDVDの色素がどこまで持つのか、国産の太陽誘電製でも、ちと不安があるので予備ディスクを作っておくのと、オーサリングのデータも保存しておく必要はありそうです。
Posted by 42のおじさん at 2010年08月03日 01:34
健太朗です。
42のおじさん、私が余計な事を書いてしまって、再度のコメント、すんません。

いやぁ、なんだか複雑ですね、ギャップの事よりむしろ大容量記録の方が問題のような。
でも解決されたよし、安堵安堵です。
Posted by 健太朗 at 2010年08月03日 22:15
スバル1000S、1300GS、シビックRSなどを好んで乗っておりました。

このページを嗅ぎつけて参りました。
1000Sは私の車選びの条件、ラック&ピニオン、ディスクブレーキ、タコメータ、フロアシフトに合致する当時唯一の車種でありました。
軽量、ルーミーな室内、クイックなステアリング、夏タイヤで5人乗ってゲレンデまでいけてしまう雪道の踏破性等美点がいっぱい。
一方、暖房はサブラジエターの外気導入のみでエンジンルームから吸い込んで室内に吐き出すタイプ、前のクルマの排ガスや自車のエンジンの臭いを全部嗅がせてくれます。
燃費は回すと2000cc級。
とても個性的な愛すべき車でした。
スバルはその後レオーネになってまったく魅力を感じなくなってしまいましたが・・・
薄給の1/3ぐらいガス代に使って走り回ったものです。

40年前が懐かしく、不躾に投稿させていただきました。
Posted by なめネジ at 2011年02月14日 16:35
健太朗です。
なめネジさんようこそ、そしてコメントありがとうございます、不躾などとはとんでもない、いろんな方からコメントをいただく度、小躍りするほどに嬉しく思っています。

思えばあの頃、ガソリンのオクタン価を調整するために添加されていた四エチル鉛という物質が恐ろしい猛毒であることなど、ちっとも知らずにガソリンの匂い、そのガソリンを燃やした排気ガスの香り、オイルの焦げる薫りなど恍惚の想いで嗅いでいましたね、わざわざ鈴鹿サーキットまで出かけてレース用カストロールオイルのかほりを満喫したりしていました。考えてみたら今よりずっと不完全燃焼の排気ガスだったのでしょう、でもいいにおいでしたね。
高度成長時代の「夢」は変なことをたくらむものです。

スバル1000は私ももう一度乗ってみたいクルマのひとつです、スポーツセダンのクイックレシオステアリング、あの切れ味の良さをもう一度味わってみたいものです。

またお越しくださいね。
Posted by 健太朗 at 2011年02月15日 13:38
仕事場の昼休み 不躾ついでにコメントを・・

この楽しいページさかのぼったりしてあちこち拝見しています。

私の息子など、車は嫌いではないと思いますが車談義は成立しないようで、人の趣味はそれぞれだからね と思うのですが、それだけではなく車を取り巻く環境が変わってきているかな 等と思い直したりします。

それでも排気ガスの臭いを芳香と感じてしまう人種は少なからず存在するようで、ネット環境で談義とまでは行かないまでも雑談できるのは新しい発見です。

おや 昼休みが終わってしまいます・・また書かせていただきます。
Posted by なめネジ at 2011年02月17日 12:58
健太朗です。

なめネジさん、確かにクルマを取り巻く環境ですね、私はこんな風に思うのです。

日本の自動車社会を人間の一生にたとえたら、すでに青春期も青年期も過ぎて初老に入ろうとしているのではないでしょうか、出来の悪い子供がかわいいというのと同じで、未完成な機械というのは、なぜか魅力があるのです、あったのです。

エンジンをかけるにも一定の儀式があり、かかったら細心の注意を持ってご機嫌を取る、そして人車一体と観たら思い切り踏み込んでヤツの性能を引き出してやる、そして信頼関係を持って駆り立てる。

それこそこんなのをクルマ談義をしない若者が読んだら鼻で笑うでしょうね、でもそんな未完成なクルマとそのクルマを取り巻く環境があった時代に生きてきた私たちはホントに幸せ者なのです。

今はもう成熟して、何でもかんでも禁止きんしのクルマ社会、シロモノ家電化されたクルマ、道具としての興味しかわきませんよね。

個人が自由にクルマをもって自由にどこへでも行ける時代が、もしかしたらいつまでも続かないのかもしれません、そうなったとき、日本の自動車社会は老年期になるのでしょう、ご臨終にならないように、このすばらしい「自動車」を次の世代にわたせるように、私たちは、持続可能な文明、を築かなければならないのでしょうね。

なんだかたいそうで生意気な話になってしまいました、すびばせんね。
Posted by 健太朗 at 2011年02月17日 23:10
その昔、車雑誌のエッセイで、人が地上のどの場所に身をおいてもよいという権利が有って、自分が身をおきたい場所に自分を移動できる道具といった位置づけでの自動車論を読んで少なからず影響を受けた記憶があります。
そのエッセイストがスバル1000S使いだった事もあり親近感を持ったものです。

最近、そのエッセイスト(建築家)の名前を検索してみたら、都市工学の大家として活躍されていることを知りました。

これから先、化石燃料を消費しないで個人的に使用できるエネルギー源と原動機に我々はめぐり合えるのでしょうか?

ハイブリッド車などなかなか買えない身としては、過給機付き燃費極悪低年式安価中古車で、まだあるガソリンをぶちまけながら残り少ない人生を楽しんだ方がいいじゃん、と悪魔のささやきが・・・嗚呼
Posted by なめネジ at 2011年02月21日 19:46
健太朗です。

悪魔のささやきとはなんと心地よいものなんでしょう、高速道路が無料になるなら、いっそ持続可能な文明という理想をかなぐり捨てて、もっといっぱいガソリンを炊いて、いつまでもどこまでも走行っていこうではありませんか。

夢と理想と現実、そしてもっともっと身近な現実に生きている私たち、過給機付き燃費極悪低年式安価中古車を超越してスバル1000のような懐古夢想的低年式稀少車にまた乗ってみたいという、ぐるっと廻って反対側の夢の世界に遊びながらいつもこのblogを書いているのであります。
Posted by 健太朗 at 2011年02月21日 22:59
初めまして
水平対向に数年以上乗ってました
20万キロくらい
1300G中古5万キロ
1400VAN17万キロ
どちらも仕事用
どちらもメーカー原因での故障無し

1100か1000を
FIで最近の小さいエアコン付けて
再生産してくれたら 
ドア 錆びない車体で 
フロントDISC BK 交換簡単にして
200万なら即注文

現在はサンバー中古21年25万キロ乗ってます
これも壊れませんね SC ECVT AWD

健康ご留意ください
最高の本音のPRO視点blogかと思います。
末永くお願いします。
Posted by 農家 at 2014年07月18日 10:16
健太朗です。
農家さん、コメントありがとうございます。

そして最高のほめ言葉、とてもうれしいです。
ぼちぼち書いておりますのでこれからもよろしくお願いします。

スバル1000のような個性的なクルマが現在の技術で復活したらどんなに素晴らしいでしょう。
こんな魅力的なクルマに乗っておられた思い出、一生モノですから大事にしてくださいね。
そして時々、こんな場所にヒトことお書き下さったらとてもうれしいです。
Posted by 健太朗 at 2014年07月18日 22:35
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