2009年09月19日

お兄ちゃんの軽トラ  ニューコニー360

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 昭和40年頃になると、兄の初代コニー360も少しはくたびれてきたらしく、新型が出たのを機会に乗り換えることになった。

  軽トラックのデザインを云々するのはなんだか本末転倒のようだが、ジャイアントコニーはその製品のすべてが商業車だった、にもかかわらず美しいクルマを追求したメーカーだったのではないかと私は思う。
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 このニューコニー360トラックも簡潔で、すっきりした美しいクルマだ、直線と方形で組み立て、特にボンネット左右のエッジラインを立てたデザインは当時のリンカーンコンチネンタルをぐくっぐくっと小さくしたような、小さすぎて誰も物まねとは言わない、いい物まねだ。

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 寸法も旧型とほとんど変わらないしたぶんホイールベースもそのまま、エンジンも基本的には同じなので、シャシの上に載せるボディのデザインを変えただけのモデルチェンジなのだが、なんだかすべて新しくなったような気分だったとの記憶がある。
  しかし変わらないと言っても特に操作系が旧型よりしっかりと堅い印象で、特にチェンジレバーやドアノブなどのしっかり感でずいぶん印象が違った。


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 ペダルはオルガン式から吊り下げ式になったし、コラムシフトのリンクも一部ワイヤー式からロッド式になった、ディマースイッチが足踏み式からコラムレバーに移動、等々が印象を変える細かい変更点だ。

  水平対向空冷OHV2気筒354㏄ドライサンプ式エンジンは16馬力から19馬力にパワーアップ、最高速度も64km/hから74km/hと速くなった。36004


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも私が気に入ったのは明るい室内のカラーだ、ボディと同じ薄めのグリーンを基調にしたパネルやシートはおしゃれで安物感が少なかった。

 当時の私はスバル360の時代で、まだ運転もベテランではなかったが、好んでこのコニー360に乗ったものだった、後ろの決して大きくない荷台に兄の店の商品を満載にして高速道路を走った時は、力はないしスピードは出ないので終始大笑いしながらだったが、明るくのんびりとした時代の一こまを思い出して、今ちょっと幸せな気分になる不思議なクルマだ。

posted by 健太朗 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽トラの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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