2009年05月02日

ラウムとユニバーサルデザイン・3

 さて、ラウムに採用されたユニバーサルデザインの話題なのだが、歳をとると、(私はそうでもないが)おなかが出たり太ったりする人が多くてクルマの乗り降りには苦心するらしい。

 そこでトヨタは運転席のシートをリフトアップといって座面が上下に動くようにしてあるのと同時に、ハンドルを楕円形にして太ももがつかえないようにしたという、もちろんチルトするようにもなっているので楕円形のハンドルがどれほど効果があるのか判らない。

 

 

Photo

 

 以前、他のクルマにも楕円形のがあって、これはスポーツタイプのおしゃれだったと記憶している、またダイハツ・ミラXXにはハンドルの下を少しカットしたような形のものが付いていたが、あの窮屈なクルマでは確かに効果があった、しかし太ももにつかえるというのならハンドルを廻した時はどうなるのか、ちょっと考え込んでしまった。

 

 メーターパネルはインストルメントパネルの真ん中にあって、つまりセンターメーターで少し運転席に向かって角度が付けてある。

 

Photo_2

 

 このスピードメーターの文字の大きさがユニバーサルデザインだというのだ。


Ud02                   Ud01                                                               

     図のように矢崎総業の研究の結果、文字高8.3mm視角0.5度というの が一番見やすいという、これは一般のクルマより少し大きめの文字で確かに読みやすい。
 そのほかの警告灯などもユーザーとの対話方式で研究を重ね、理解度を高めるように工夫が凝らされている。

 

 ここで私は一つ疑問がある、タコメーター、言わずとしれた回転計だ。
 タコメーターは本来、レースなどでエンジンのトルクを最大限引き出せる回転数をキープしながら走る為のものだ。

 ラウムのように家財道具といってもいいようなファミリーカーに果たしてタコメーターが必要かどうか、もちろんあったらあったで邪魔になるものでは決してないが、本気で回転数を見ようとするならこれは小さく大雑把で見にくいし役に立たない。

 

 それよりも水温計だ、エンジンの水温は温度計のマークの赤と青の警告灯で代用している、最近はほとんど冷却系統の故障は少なくなったし山道でオーバーヒートするなどは昔話だ、だがいくら良くなったと言ってもウォーターホースやサーモスタットの故障がないわけではない、水温計の微妙な変化というのは故障の早期発見に役立つものだと思う。

 

 

Photo_3

   旧型ラウムのメーターも見やすかった。

 

 もっともこのクルマに乗る人はそんなことに無頓着な人が多いのだろうが、お飾りのタコメーターより役に立つと思うのだが。

 

 ラウムを一年乗って思うことを書き始めたら、故障などの報告すべき事は全くない代わりになんだか不満ばかり書いてしまった。
 私が気がつくことくらいメーカーではとっくに研究済みだろうが、やはり人それぞれいろいろな考え方があるもので、ほんとに誰にでも使いやすいクルマというつまりユニバーサルデザインというのは難しいものだと思う、しかしもうすでにメーカーでは出来上がっているであろう3代目のラウムが、更に誰にでも使いやすいクルマに進化していることを期待したい。

posted by 健太朗 at 21:19| Comment(4) | TrackBack(0) | トヨタの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
水温計も必要ですが、電圧計も欲しいですネェ~~
それとブレーキランプが切れた時の警告灯が有ればよいと思いませんか?
簡単にできると思うのですが、数千万円の高級車にもない装備です
Posted by at 2009年05月06日 22:02
健太朗です。

 そうですね、スポーツカーのように電圧計があればバッテリーのトラブルを未然に防ぐことが出来るかもしれませんね、もし充電システムが故障したときには警告灯が点くのですがね。

 ブレーキランプの警告灯もほしいですね、コストの問題でしょうか、これは何も数千万と言わなくても、もうすこしお高いクルマにはついています。

 でも庶民はコンパクトカーですよね。
Posted by 健太朗 at 2009年05月07日 13:22
私のCD250Uという1988年から発売の、ホンダ空冷2気筒233ccロードバイク、これ標準ではタコメーターがなく、ホンダ特有の速度計に刻まれているシフトチェンジの目安ラインがあるだけです。しかし街乗りはいいのですが、高速道路走行時にはパワーが十分とはいえないので、エンジンをつい回してしまうのですが、いったい何回転しているのかさっばり分からず、結局電気式のGB400の新品大型タコメーターをヤフオクで安くゲットし取り付けました。写真は他の方のブログですがこちらで、ttp://blog.goo.ne.jp/sakanyadesu/e/667808f51f65373c748a0aeee5a80c12

 元来ギヤー比が大きいせいもあり、レッドゾーンが8500rpmなのに100km/hも出せば6600rpmも回っているので、タコメーターをにらみながらの運転となってしまいます。設備の良い新名神の長大トンネル内で130km/hをなんとか出したときには、タコの針はレッドゾーン内でCDIにより7000rpm程度に落とされるのを発見しました。このおかげでオイル管理等をしっかりしていれば、まず焼きつかないですが。

 まあ、それはともかく高回転をけっこう使う種類の、特にMT式のバイクにこそ、タコや針式水温計は必要ですね。
 写真で判別できますが私のは、バイクのレギュレーターの破損をすぐ把握できるよう、針式の簡易電圧計を両メーターの中央に取り付けました。電圧の誤差は-0.4Vでした。バイクのレギュはよく破損するので、開放型バッテリーですが出先でも対処できるように、レギュレータの予備1ヶをいつも積んで出かけております。


 水温計、燃料計もアナログの針式のほうが、私は絶対いいですね。中国道や東海北陸道など、長距離に渡ってスタンドがなかったり、深夜は閉まっているところもあり、リアルで立体的な針式でないと、液晶表示では燃料の量を見落としそうで正直怖いです。水温計も同じです。もし不具合でオーバーヒートしたときに気が付かなければ、エンジンを痛めてしまいます。ちなみにバイクのほうは燃料計がなくタンクは10Lなので、人間メーターでいっています。

 タコメーターの話題でもうひとつ、先日ムーブコンテカスタムRS(CVT・ターボ車)を試乗してみました。こちらもタコ付きですが、上下4車線の道を交通の流れに沿って発進すると、タコは1800rpmほどしか指し示していなかったです。60k弱で流れていると1500rpmほどで、ブースト計はもちろんないですが、この回転ではターボは効いていなさそうでした。
 ちなみにわがアトレーワゴン4WD車では、21万キロも走ってことものもあり、発進は3000rpmは超えていて、車重か違うとはいえコンテRSと雲泥の差がありましたが、それでも普通に走っていればレッドの半分ぐらいしかタコの針がいかないですね。
Posted by 42のおじさん at 2010年02月07日 09:09
健太朗です。

 42のおじさん、写真を拝見しました。
 かなり芸の細かい改造をしてられるようで、感心しました。
CD250というのはもうすでに新車はないそうですね、ドリーム号の直系の子孫のようなバイクでしょ、私もこういうの好きですね。

 そうなんです、タコメーターはMT車にこそ必要なのです、しかし最近のくるまはバイクも含めてエンジンはコンピュータによってコントロールされていますから、オーバーレブの心配はまずないのです。
 ですから、リミッターが一切ないスポーツカー以外には無用の長物と言ってもいいんじゃないでしょうか、とはいえ、ちょっとスポーツカームードを味わいたい人には、そそられるアイテムかもしれません。
 でもこんなことを言うのは憎まれ口といわれるのかもしれませんね。

 ところで今頃のくるまはエコブームもあって全体に低い回転数で走っているようです、たとえばラウムの場合100Km/hで走っているときタコメータで2500rpm辺りですが、むかしのくるまは3000rpmを超えていました。軽自動車でもずいぶんトルクか出るようになっていますから、低速型のエンジンになっていますね。
Posted by 健太朗 at 2010年02月07日 22:31
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