2008年06月27日

トヨペットX

 だいたいトヨタはあまりスポーツカーに力を入れない自動車会社だと思っていた。
                         

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     トヨペットX


 しかし1961年、初代クラウンを発売してから6年後には後のクラウンのあり方を示唆するようなスポーツクーペ、トヨペットXを東京モーターショウに展示している。
 

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 ちょうど2代目クラウンの大きさであり、当時の雑誌にはイタリや風のデザインとしているが、2代目に通じるデザインだし、ダッシュボードも2代目に似ている。
 高さが当時としては非常に低く、ショーを見た人たちからは、ボンネットが特に低いことからショーモデルとはいえ、エンジンは積んでいないのではないかとささやかれたという。

 クラウンに2ドアハードトップというクーペタイプが出現するのは3代目のMS51型になるが、もしも2代目にスポーツタイプをもうけたなら、このトヨペットXに近いクルマになっていたのかもしれない。

 この年のショーには、プリンスからスカイラインスポーツ、日産はダットサンフェアレディ、そしてスズキからもスズライトスポーツという後のリヤエンジンフロンテを思わせるようなスポーツカーが出品されていた。

 その後のトヨタは、S800、2000GT、1600GT、セリカやMRなど、次々とスポーツカーをヒットさせているが、F1などのモータースポーツに力を入れている現在、例えばS2000やロードスター、RX、それにフェアレディのような、ロードゴーイングスポーツカーがカタログにないのは非常に残念だ。
 そう言う意味でもトヨタ・スバル、コラボレートスポーツに夢を託しているのは私だけではないだろう

posted by 健太朗 at 22:09| Comment(2) | トヨタの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トヨタといえば関ヶ原(1600年)から幕末までの約300年間日本を支配した徳川幕府の始祖、徳川家康を連想する。家康の家系の出自は三河の士族でトヨタも同じ三河(愛知県東部)地方の豊田佐吉の興した豊田自動織機製作所が最初だそうな。(沿革はトヨタ自動車博物館で勉強)GMも低迷している中にあって、二酸化炭素が目の敵にされるは石油の枯渇はくるは、価格高騰はつづく、自動車にとって逆風の現在にあってガソリンエンジンはもう終わり。そこで、はからずも当面はハイブリッドトヨタの独壇場になる気配。家康と同じように世界の自動車界の覇権をにぎるのはまちがいないだろう。
Posted by tiger at 2008年07月13日 14:28
現在のように個人の誰でもが、排気ガスをまき散らしながら、全く自由に、どこにでも走っていける時代、というのはそう永くは続かないと思います。 ですから今のそう言う時代はやっぱりまだ戦国時代でしょう、トヨタが家康だとは限りません。 おそらく自動車用バッテリーを征したものが世界を征するのではないでしょうか。いや、もっと他のエネルギーかな。 その時が徳川時代の始まりなのか、それとも一足飛びに明治維新をやるのか。 長生きして見ていたいものですね。
Posted by 健太朗 at 2008年07月13日 17:51
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