今日、3月3日はスバルブランドの50周年になるそうだ。
http://response.jp/issue/2008/0303/article106454_1.html
この記事にある写真のこの部分、これが何かというと、フリクションダンパーというショックアブソーバだ。
今は普通ショックアブソーバというと筒型の細長い形をしている、これは竹の水鉄砲のような構造で、液化ガスの抵抗によって衝撃を和らげているのだ。
一方フリクションダンパーは、グリスに浸かったドラムブレーキのようなものだ、シューとドラムの抵抗によって衝撃を和らげている。
この方式を使っていたのは初期のスバル360だけだが、外国ではいくつかの例があるらしい。
私が乗っていた360もこの方式で、時々グリスアップをしてやらないと、あのふわふわてんとう虫がぎこちなくなり、ついにはぎしぎしと歯ぎしりのような音を出す。
むかしのクルマは故障じゃなくても手間がかかったのである。