2008年01月04日

私のパソコン その2

 バリュースターというパソコンを買ったのは50の時だった。
ちょうど2000年問題がささやかれ始めた頃、新聞や人々の会話に、パソコンにまつわる話がやたら目について、
「これは世の中の流れに乗り遅れる」、
と思って我が家の財務省に恐るおそる相談した。
 なにしろプリンター、スキャナー、それにラックも入れて約30万だ。
ところが意外にも二つ返事でOKが出た。自己啓発という言葉が効いた。

 ワープロの経験はあったもののパソコンは初めてだ。
分厚い説明書を何冊も読んで、初めてインターネットにダイヤル接続してみた。
 ビッグローブのホームページがモニターに映し出されたその時、ウインドウズ98はフリーズした。
 
 まだフリーズという言葉さえ知らなかった私の慌てようは今思い出しても笑えてくる、なにしろダイヤル接続だからそのまま3分間ほおっておいたら10円取られる。説明書をめくるやら機械をたたくやら。
 その時、家内の一言、「せんぬいたら?!」、この一言は凄い。

 それでも慣れるにつれて、これはすごい機械だと思った。なのでスーパーマンと名付けた。

         バリュースターblog.jpg

 びっくりするほどたくさんのソフトが入っていたがワードではなく一太郎だった。
だからいまでもこの文章も一太郎で書いている。
 もう一台のノートにはワードが入っているが文章はメモ帳で書く、そしてこのパソコンに転送する。

 ワードもエクセルも奥様用だ。
 誠に融通が利かないのがジェネレーションというものだ。

 さて、習うより慣れろで誰にも習うことなくとも一年もするとこの機械の性能の程が分かってくる。
 パソコンの世界は進化が早く、CPUは1GHzを超え、HDDは数十GB、その上デジタルカメラを使うようになると今使っているパソコンが如何にも遅く、古いものに見えてくるのである。
 しかしまた数十万もかけるほど小遣いにゆとりはない。

 ある時、行きつけの散髪屋のお兄さんにこの話を喋ってみた、すると。
「そしたら、自作しやはったらどうです」
「そんなん、難しいやろ」
「クルマばらしたり組み立てたり出来るんやったら簡単にできまっせ」
 これはいただいた。

 まだインターネットが今ほど便利なものではなかった頃の私は何か知りたいことがあるととりあえず本屋へ行くのが癖であった。
「初めての組み立てパソコン」「5万円で出来る自作パソコン」など数冊の本を読みあさり、寺町や日本橋でそこらじゅうの店員さんを捉まえては訊きまくり、ついに第一号を組み立てたのは2002年夏のことだった。

posted by 健太朗 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコンの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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