2007年08月24日

水浴びをしたマークⅡ

 全く暑い日が続いていたが、一昨日の雨ですこしはひと休みが出来た、まったくありがたい限りだ。

 しかしあれだけの豪雨になるとひと休みとも云ってられない。京都の堀川御池では、道路が川になって、ホテルの地下駐車場ではクルマが水没したとか、これが堀川の工事現場から溢れたというのだからほんとに世の中なにが起こるか解らない。

 昭和40年代後半だったと思うが、水没したクルマを再生したことがある。マークⅡグランデだった。

 鴨川の堤の脇に新築したその年の夏のことだったという、堤防から流れた水はそれほど多くなかったと云うが、まん悪く新築の半地下ガレージに流れ込んでしまったのだ。
 腰まで泥水につかったクルマのエンジンは助かったが、室内まで泥だらけ、新しいクルマなので何とかしてほしいと云うことで引き受けたが、これははっきり言って失敗だった。
エンジン、ミッション、サスペンションなどをのぞいて全て分解した。配線の一本に至るまで水洗いしてよく乾かして組み立てるわけだが、これは大変な作業だ。
 特にシートとマットは汚れは取れても臭いが抜けない、泥の臭いがこれほどきついとはほんとにまったく予想できなかった、洗っては乾かし洗っては乾かし、結局6ヶ月かかって仕上げたが、それでも少し臭いが残っていた。

 工賃もそれなりに頂いたが、採算など合うわけがない。
にもかかわらずその顧客は数ヶ月で新車に乗り換えてしまった、苦労して仕上げたクルマを下取りして水没車と云うことで安く売らなければならない。寂しいかぎりである。

 堀川のホテルではクルマの屋根まで浸かったと云うからこれはもう全損扱いだろうが、もめないで上手く話をつけてほしいものだ

posted by 健太朗 at 22:48| Comment(1) | TrackBack(0) | トヨタの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごく降ったのですね〜。地下駐車場は、やっぱり怖いですね。苦労して きれいにされた車 水没車ってことで 売られたのは 残念でしたね。次の方は きっと大事に乗ってくださってるでしょう。  hatiq[E:note]
Posted by ハチQ21 at 2007年08月25日 20:12
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