2018年01月16日

エレガントなコンパーノ

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 昭和40年から41年にかけて放送された「バックナンバー333」というテレビドラマ、コンパーノ・スパイダーが活躍するので、高校生の私は白黒テレビにかじりついて見たものです。

 でも内容はよく覚えていません、Wikipediaによると、-鶴見大介は普段はレンタカー会社を経営しているが、事件が起きると愛用のスポーツカー「カーナンバー333」に飛び乗り、持ち前の正義感と合気道五段の腕前で社会悪に立ち向かい、次々と事件を解決していく-、ということです、鶴見大介はあの月光仮面や隠密剣士の大瀬康一が演じていました。

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 コンパーノ・スパイダーはセダンのコンパーノ・ベルリーナの屋根を切り取って4人乗り2ドアコンバーチブルとしたクルマで998ccツインキャブレター65馬力最高速度145km/hのスマートなオープンカーでした。

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 そのベースとなったコンパーノ、プロトタイプは昭和36年、第8回全日本自動車ショー(東京モーターショー)で発表された、イタリアンデザインの「ダイハツ乗用車」というクルマでした。

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 当時、オート三輪トラックメーカーだったダイハツ、初めての乗用車として発表されたのですが、実は昭和26年に三輪乗用車、Bee(ビー)、があって、そのデザインの美しさは人気があったのですが、36年のダイハツ乗用車はフィアット1800によく似たというよりコピーしたようにそっくりな、しかし小型乗用車としてはファニーなデザインでしたので評判が良くなかったのでした。

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FIAT1800

 そして翌年の第9回東京モーターショーに出品されたコンパーノ・ライトバンはイタリヤのカロッツェリア・ヴィニャーレによる美しいデザインで、その生産型は昭和38年4月に発売されました、続いて6月にはコンパーノ・ワゴンそして11月にはセダンのコンパーノ・ベルリーナが発売となりました、ベルリーナとはセダンという意味の他にエレガントなという意味もあるそうです。

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 ベルリーナはバンやワゴンに較べるとちょっとバランスが悪い印象でしたが、これがスパイダーになると実にかっこいいと思いましたね、ちなみにスパイダーは英語で蜘蛛ですが、軽四輪馬車のスパイダー・フェートンから転用された言葉で、アルファロメオ・スパイダーのようにオープンカーの呼称に使われましたが、オープンカーは他にもダットサン・フェートン、パブリカ・コンバーチブル、ロードスターやドロップヘッドなどいろいろな言い方があって楽しいですね。

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 コンパーノの特徴は何といっても梯子型フレームを採用しているということ、つまりシャシとボディが分離していて、エンジンやサスペンションなどがフレームに載っている、理論的にはシャシだけでも走行できる構造になっています。

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 もうこの時代でも軽量車はモノコックボディが当たり前になっていましたが、ダイハツはあえて梯子フレームを採用したのは車型のバリエーションを豊富にするためで、スパイダーは35kg増に抑えられたといいます、後にはピックアップつまりボンネットトラックまで出ているのです。

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 でもこの構造は重量的には不利で、つまりもともと重いクルマですから、私の記憶をたどっても797cc41馬力ではスカッとよく走るという印象はありません、しかしダイハツのサービスマンの友人に、コンパーノGTというクルマに試乗させてもらった時には、エラい迫力があるクルマだと思ったことを覚えています。

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 コンパーノGTはスパイダーと同じ1000ccエンジンにソレックスツインキャブレターの代わりに国産車初の機械式燃料噴射を装備していました、キャブレターのようなユニットの中に噴射ノズルがあったように思いますが、確かツインキャブのスパイダーと同じ馬力だと聞いた記憶があります。

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ベルリーナ04.jpg
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 さてダイハツは昭和42年、トヨタとの業務提携という道を選びます、それによってコンパーノは昭和44年までの6年間で約12万台を生産して、トヨタパブリカのOEMであるコンソルテにバトンタッチします、提携という名のコンソルテのページに書いていますが、パブリカのしっかりしたボティにコンパーノのしなやかなFE型エンジンを載せたコンソルテは実に名車というにふさわしいクルマに仕上がっていました。

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 そして46年後の今年、東京モーターショー2017DNコンパーノが出品されました。

 コンパーノのオマージュとも言えるようなクルマです、ターゲットはシニア層、だとは開発者の弁ですが、単なるノスタルジーではなく新生コンパーノが復活して世に出るとすればこんな嬉しいことはない、と思います。

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posted by 健太朗 at 11:40| 京都 ☔| Comment(0) | ダイハツの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

新年のご挨拶

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明けましておめでとうございます。


人生最後のお受験、と思って昨年11月くるまマイスター検定試験を受験しましたところ、成績通知の発送が遅れていたようで内心いらいらしながら待っていましたが、1230日になってようやく合格通知が届きました。

 平成29年も「終わりよければすべてよし」ちゃんちゃんで暮れてゆきました。


  なんだかいろいろなことがあったように思いますが、感謝と幸せだけをつかんで新しい歳を迎えられた想いがしています。


今年も皆さんとと一緒にキャンキャンへらへらと笑って過ごせますように、どうかよろしくお願いいたします。

posted by 健太朗 at 01:33| 京都 ☔| Comment(0) | 自動車屋のかどで立ち話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする