久しぶりにワックスかけをしました。

 

  先日この暖冬のおかげでちょっとやる気を出しまして、固形ワックスをかけてみました、それで、やっぱりこれが一番と思ったのです。

 2年前に病気をして以降、右手の力が充分でなかったこともあってか、クルマの掃除が億劫で洗車もワックスかけもさぼっていて、ラウムも最後は薄汚れたままでした。

 アクアになったら、少し濃いブルーですから汚したままと掃除をした時の差が大きく見えます。

 そこで、楽してきれいにしたい、なんて考えて、おそうじ楽々グッズをいろいろ試してみました。

 

 以前、DYIショップで買ったウエットシートが使いやすかったので、ソフト99のフクピカを使ってみました、これは△です。以前使ったものはぞうきんの代わりのようなものでしたのでざっと汚れを落とすだけでしたので、しかも前のラウムは薄色でしたので使いやすかったのですが、濃いブルーのアクアに洗車せず拭くだけでワックスの効果を期待するようなウエットシートはちょっと無理ですね、汚れと反応して白いワックスむらが出来ます、でも洗車してからフクピカを使うと空拭きをしないワックスのように使えます。

 次にシーシーアイのスマートミスト、という液体コート剤を使ってみました、これは洗車した後、ぞうきんにしみこまして拭きあげるというものですが、結構ツヤもでるし、持ちも良いのでこれは○です、雑に使ってもむらが出ないのが良いのですが汚れた塗装面にコート剤を使うのは良くありません、そしてお値段がちと高いのが庶民向きではないのです。

 

 今回は思い切って時間をかけ、ソフト99のハンネリでさっと汚れを落とし、クリンビューのイオンコート・ナビワックス・超ツヤ耐久という固形ワックスで仕上げました、これはもう何年も前から使っているもので、少し硬くなっていましたがムカシの固形ほどではなく拭きとりやすくてスカッときれいになりましたし、雨の後もサッと拭けばきれいになります。

 やっぱりずぼらせずに昔ながらのやり方が一番良いと思った次第です。

 

 ついでに窓のおそうじグッズも。

 ガラコ・ウエットシート、これは×です、ウエットシートですからガラスはピカピカになりますが、撥水が十分ではありません。

 この手のガラスコート剤は、以前から元祖レインXの液体ボトルタイプを使っていますが、やっぱり研磨剤入りのガラスクリーナーで汚れ落としをしてからレインXをティッシュにつけて丁寧に塗りこむのがいいようです。

 

 プロスタッフの窓ふき上手、これもウエットシートですがこれは○です。窓の内側を拭くのに適しています、弱い界面活性剤が入っているようですので曇り止め効果もあります、ぞうきんで水拭きするように窓を拭いて余ったら内装にも使うといいでしょう。

 曇り止めにはトヨタ純正のガラスクリーナーリキッドを使っています、これも古いものですが重宝してます。

 

 かなり以前にこのblogでやる気があったらどんなワックスでもいいよ、とにかくやってみなはれ、てなことを書いてますが、今の時代いろいろ使ってみて自分に合うものを探し出すのがいいようですね。

セラって

  バック・トゥ・ザ・フューチャーで有名なデロリアンが2017年に復活すると言うニュースが飛び込んできました、デロリアンはガルウイングドアが特徴の未来志向のクルマですね、今日はバック・トゥ・ザ・フューチャー、ガルウイングドアそしてセラ、とかけて、と言ってもいつものムカシ話です。

 

 昭和48年のオイルショックではティッシュペーパーやトイレットペーパー、それにたばこ等などを買い占める人々のパニックが起こるなど、誠に奇妙な現象が起こりました、以降、スポーツタイプ車は元気がなく、タイヤを美しく飾っていたホワイトリボンは無くなり、車体色まで制限されるようになって販売台数は伸び悩み、さらに排気ガス規制が追い打ちをかけ、日本の自動車はちょっと暗い時代になりました。

 しかし昭和51年、軽自動車の規格が360ccから550ccに改正され、排ガス規制に対する技術が進歩したこともあって昭和50年代の終わりごろには小型車にもワンボックスやハッチバックなどの楽しいクルマで活気が出てきました。


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 でもバブル景気がおとずれたはそんなころでしょうか、シーマ現象やセルシオに代表される高級車ブームで、バブルの恩恵をあまり受けられなかった庶民にとっては、多少給料は上がったけれど自動車に対する興味がちょっぴり薄れてしまいました。


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 平成に入って「バブルがはじけた」なんて言葉が聞かれたころ、私の自動車屋でちょっと変わったクルマが売れました、それは日本の量産車で初めてのガルウイングドアを持つコンパクトなクーペ、トヨタ・セラでした。


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 セラってクルマは個性的で、コンパクトつまり大衆車なんですから、私のような自動車大好き少年?にとっても興味深いクルマだったのです。


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 クーペというのは美しいけれどもタイトで狭っ苦しいイメージがつきものですが、セラはグラッシーキャビンとかパノラミックルーフという、ウエストラインから上はガラスのドームをかぶせたような明るく開放的なクルマでした、でもこれは私の主観ですが、寸法的な無理もあってかあまり美しいクーペには見えませんでした。


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 ガルウイングドアというと石原裕次郎のメルセデスベンツ300SLも有名ですが、セラの場合は蝶の羽のように、と言うことでバタフライドアというのが正しいそうです。
 バタフライドアはフェラーリやマクラーレンなどいわゆるスーパーカーに多く採用されていますね。

 さて、セラのプロトタイプは昭和62年、第27回東京モーターショーで発表されたAXVⅡと言うコンセプトカーですが、ほとんど変わらず量産車に移行されました。


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 なんと言ってもこのクルマの特徴は飛行機の操縦席を思わせるようなガラスのルーフです、思えばそのムカシ、トヨタはS800のプロトタイプでスライド式のルーフが試作されたことがありましたが、主に安全対策を考えてタルガトップに変更されたそうですが、セラの場合もルーフに回り込んだドアガラスのためにバタフライドアになったのだそうですが、もしもの転倒時にはロールバーで乗員が無事だったとしてもドアが開きません、そこでリヤハッチを大きく開くようにしてあるそうです。


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 また、バタフライドアにもいろいろ工夫があるそうです、大きく上に開くドアを支えるダンパーは油圧ですが、温度差によって効きが悪くなるのを防ぐためにもう一本の温度補償ステーなるものを付けているとか、ドアを開けたときに雨水が落ちるのを防ぐといのようなシール材、ドアを持ち上げるときに肘をかけられる内張やドアハンドルなど、ふつうのドアにはないものがあるようです。


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 今でもセラに乗っている友人が「温室みたいやから、暑いよ」なんて言ってますが、ル-フ用のサンシェードがあったり、エアコンは強力なものとなっています。


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 車台やエンジンなどは、FFになった4代目スターレットEP71型をベースにしていますが、ガラスのルーフが重いので、サスペンションには重心が高くならないようロールセンターを上げる工夫がしてあるそうです。


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 エンジンは5E型1500cc110馬力の高性能タイプになっていますから乗り味は韋駄天スターレットよりスポーティなはずですが、重い車体と低いギヤ比のせいでしょうか、私は特によく走るという印象は覚えていません。


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 セラは平成2年から7年までに15,000台余りしか作られていない希少車で、後継車も出ていませんので、平成3年の新車価格が5MTで160万でしたが、20年以上たった今でも中古車市場で30万からなんと70万以上の値が付いているそうです、でもクルマ離れが進んだ今の若者には、いえいえそこそこ年配の同輩に話してみても「セラってなに?」ぐらいの答えしか返ってきません、石原裕が健在だったとしてもも大衆車のセラには興味ないでしょうか。

 

 ところが最近、若い仕事仲間がもうクラシックカーになったセラを大事に乗っているのを見て、私の自動車屋で1台だけ売れたセラを思い出し、今更ながらセラの魅力を見直した次第です。

 

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