2015年07月17日

カタログコレクションから・サニークーペ

 今回は1968年のカタログから、初代サニーのバリエーションの一つであるサニークーペです。

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 「日本でいちばんオシャレな車です。」と書かれています、確かに当時このファーストバックのデザインはオシャレでした。
 このようなファーストバックスタイルは二代目サニー以降も続きますが、初代に勝るデザインはなかったと、私は思います。

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 「クーペ(Coupe)とは・・・・・洒落たセンスの高級パーソナルカーのこと。

  本来「箱形二人乗り馬車」のこと。現在では欲張って4人~6人乗りまで「クーペ」と呼ぶようになりました。」
 って自動車メーカーのご都合ですが私は美しいクーペがいいと思っています。

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 「ドラマチックな性能をつつむドラマチックなスタイル!!」 

   「我国のカーデザインに一大センセーションを投げかけた魅惑のF.B.ルックです。」

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 昭和40年代前半にはコルトやカローラスプリンターなど、ファーストバックが流行りましたが確かに日産サニークーペのファーストバックスタイルは後のチェリークーペとならんで、センセーショナルなものでした。

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 当時はまだハッチバックではありませんがフロアはライトバンと同じですからカーゴスペースはかなり広いものでした。
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 今では当たり前ですがドアウインドにカーブドガラスを使っています、ようやく空気抵抗などに気を使い始めたころのことです。

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 私が好きなアイデアのひとつです、燃料注入口が後ろのナンバープレートの裏に隠れています、これは以前、私の愛車だった2代目コロナRT20もこのようになっていました。

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 「快いドライビング、贅沢な運転装置。」 このインパネ(ダッシュボード)も斬新なものでした、鉄板の剥き出しがまったくありません。
 そしてタコメーターが標準装備の3連メーターがスポーティーに見えます。
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 スポーティーと言えば4速フロアシフトもそうです。コラムシフトが全盛の時代は、長いシフトレバーが新しく見えました。
 「ローで40km/h、セカンドで70km/h、サードで100km/h、あとは4速で、一気に140km/hへ!1100cc車など、足もとにも寄せつけない、素晴らしい加速感覚が楽しめます。」
 カローラを意識したコメントですね。

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  ライトやワイパーのスイッチが、昭和40年代後半には安全のために左右レバーに統一されましたが、このクルマではタンブラースイッチになっています、面白いのはライトスイッチの右側、メーター証明が単独のスイッチになっています、上はチョークです。

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  メーターの右側にワイパースイッチがあります。もちろん間欠ワイパーはまだありません。

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 最近の乗用車のほとんどは常設の灰皿がありませんが、ムカシのクルマには灰皿(アッシュトレー)は必須のアイテムでした。
 そして熱線式のライター、今はスマホ充電用のコンセントになっています。
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196813 トリップメーターが組み込まれたのもこの頃からです、ノブは回転式です。


 なぜかクーペと言うとスポーツタイプのイメージがあるようで、サニークーペにもこんなスポーツカー風の仕様がありました。

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 エンジンはオースチンの技術を受け継いだA10型、このエンジンは後にサーキットの華となって活躍しました。
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 デュアルエキゾースト採用、エキゾーストマニホールドを1・4と2・3に分けて気筒間の排気干渉を少なくしました、現在は「タコ足」と呼ばれる、各排気ポートから集合部までを長さを稼ぎ等長化ものが主流です。 196824

196821 もうほとんど見かけることがない横置きリーフのダブルウイッシュボンと後はリジットリーフです、マクファーソンストラットが主流になる前は大衆車でもダブルウイッシュボンでした。 

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196823  ブレーキはまだディスクブレーキはありません、前ツーリーディング・後リーディングトレーリングのドラムブレーキです、しかもまだ自動調整装置も付いていません、この当時は頻繁にブレーキ調整をしたものです。

 私の印象ではサニークーペは軽快でお洒落なクーペですが、カローラスプリンターやファミリアクーペ等のライバル車に比べて遮音や内装のしつらえなどで、少し安物臭く感じた記憶があります、でもそのぶん身近で親しみやすく今でも好きなクルマの一つに数えることができます。

 

 

posted by 健太朗 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | カタログコレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

アクアの場合・その3

 アクアのユーザーになってそろそろ6ヶ月、すっかりアクアのハイブリッド故の違和感にも慣れました。

 街中でも高速道路でも走行音が静かなことがいかにも心地よく、快適なアクア・ライフを愉しんでいます、高速での走行音、エンジン音、タイヤの唸り、風切音も静かなことは大衆車としては第一級と言ってもいいのではないかと思っています。

 更にEVモードではわずかに聞こえるモーター音が心地よく、アイドリングストップ、否、そもそもアイドリングがないのですが、そんなときの聞こえるクーラーコンプレッサーを駆動するモーター音もまるで静かなリビングにでもいるような気持ちにさせてくれます。

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 この静けさを作ってくれるのに必要な燃料代は、今月初旬、三朝温泉まで旅行した時には約650km走行ってたった2,800円だったのですから、エコですよね。

 現在までの実用燃費の最高は満タン法で29.4km/Lでした。

 でもこのシステムがもっと小粋なクルマに積まれていたら、なんて思いますが本当はラウムのような使い勝手の良い車体を選んでいただいたらもっと良かったのかもしれませんね。

 いえいえ、アクアの車体が悪いわけではありません、すらっとして軽量な空力特性に優れたデザインだからこそHVは成り立つのかもしれません。

 もちろん欠点もあります、軽量ボディに転がり抵抗の少ないエコタイヤですから、街中の荒れた路面ではごつごつと来る突き上げ感が静かな乗用車のイメージを壊し、ムカシのスポーツタイプを思い起こします、また高速湾岸線での横風に弱いのはちょっと意外でした。

 ラウムから乗り換えた身にはちょっと狭く感じる車室内も、乗りたいと思っていたチンクエチェントのような狭っ苦しさはなく、乗ってしまえばけっこう快適でちょっと暗い分、落ち着きを感じます、エンジンをかけずにクーラーが利いているというのは休憩のときに気楽なものですね。

Carlineup_aqua_grade_grade4

 でもこういう時に駆動用のバッテリーの容量が充分でないと時々エンジンが掛かって、それが思いのほか高回転だからなんだか後ろめたい気がします、そんなときプラグインだったらいいのに、なんて思います。

 私はどうも第一印象よりも乗っているうちに愛着がわくタイプのようで、自分の性格の一面を見たような気がしています

posted by 健太朗 at 17:02| Comment(4) | TrackBack(0) | アクアの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする