2015年01月27日

未来・現在・過去  ノスタルジー・懐古

   私はこのburgでは昔話ばかり書いているのでノスタルジック志向の人だと思われているかもしれませんが、これでけっこう新しもん好きなのです。

 

   最近ちょっと心境の変化があって、クルマを乗り換えようと思ったのです、それは病気をしてちょっぴり過酷な経験をしたせいかもしれません、歳のせいかもしれません、孫が出来たせいかもしれません、とにかく10年乗ろうと思っていたラウムを7年、3回目の車検を前にして(この次はもう最後のクルマになるかも…)などと思ったのです。

 

   だったらちょっと思い切ってヨーロッパの小粋な小型車に乗りたいな、なんてネ、思ってみたのです。 

   でも外国車はやっぱりお高いですネ。

   私のようなほとんど年金生活の爺さんには国産大衆車のお値段がせいいっぱいなんです。
    

Mit          
           Ds3  

  

                    A1       

    

   例えばアルファ・ロメオ・ミト、シトロエン・DS3、アウディ・A3など、好みのクルマは予算オーバーです、そこでFIATチンクェチェント500が浮上、これなら国産大衆車のお値段とあまり変わりませんし、実は私、中学生時代からヌオーバ・500は憧れのクルマなのです、いまの500は往年の500を模したパイクカーですが、国産車の白物家電的デザインにはないものですから以前から気になっていたのです。

                   

                    500 

 

 

          150234 - コピー.jpg

 

   そこで女房を連れ出してFIATのデーラーへ出かけたのですが、猛反対に逢ってしまいました。

「なにこれ!こんなちっちゃいの、こんなんあかんわ。」

「こんなん二人乗りやんか、後ろにベビーカーを乗せられへん。」とのたまうのです。

   まったくお婆ちゃんにはクルマを見る目がありません。

「こっちならええわ」と女房が指差したのは、パンダです。

「これやったら国産車と同んなじや」そんなことを言い合っているとセールスマン氏が、とにかく乗ってみてください、と言うので試乗させてもらうことにしました。

 

                     Photo 

 

   FIATパンダは500のシャシに背高のボディを載せて、4ドア+ハッチバックにしたファミリーカーです、ただ個性的なのはツインエアーと呼ばれる2気筒875ccターボチャージャー付きエンジンで1トン+の車体を走らせる、今流行のダウンサイジングなのです。

   運転席に座って感じるのは、やっぱり狭くて窮屈だってこと、不思議に500のほうが広く感じます、走ってみて感じるのは800ccの割にはよく走る、必要且つ充分な動力性能を持っているようです、デュアロジックという機械式5速自動変速機は素晴らしいもので、ほとんど変速ショックがなく加速できるので機械式だという感触はありません。 

   ただし、2気筒エンジンの音と僅かな振動をどう考えるかです、現在の技術で過去のメカニズムを甦らせた、パイクカーに相応しいアイディアで、ダウンサイジングにも役立つ素晴らしい技術です。

 

   だからノスタルジーを感じながら楽しむのならこれはもってこいのホビーになります、であればやっぱり500でしょう、なんて思うんですが…

 

   やっぱり500もパンダもノスタルジックカー、現実的ではないと感じた私は、女房の意見に素直に従って、二人乗りのクーペかスポーツタイプに乗れるご身分になったら、改めてこのクルマも選択肢の一つにしよう思った次第です。

posted by 健太朗 at 22:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 自動車屋のかどで立ち話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする