ロータリーエンジンの謎

 ファミリアロータリークーペの記事を書いているうちに、ロータリーエンジンの謎、にはまってしまった。ただこれは初めてロータリーエンジンを見たときから私には謎だった。

 ロータリーエンジンの排気量って少なすぎるよね。 なんで?

 今の日本の自動車技術は世界一と言ってもいいくらいだが、当時はまだまだそうではなかった。だから私は性能の割に排気量が少ないというのは何かトリックがあるのではないかと思っていた。

 4サイクルレシプロエンジンの場合、排気量とはシリンダ容積のことを言う、これは円筒形の体積の計算で簡単に出る、これはオットーサイクルの(吸入、圧縮、爆発、排気)1サイクルで排気する量にあたる、これに気筒数をかければ良い。
 ここで一つのことわりは1回転で何回爆発(排気)するかなんてことはは関係ない。
 だから2サイクルエンジンの場合も同じだ、上死点から下死点までの容積で表す。
 もう一つ、ミラーサイクルでも同じ事だ。

 さてロータリーエンジンはどうだろう、トロコイドとか言う楕円形のハウジングの中を三角形のローターが回転する、このハウジングとローターの隙間が大きくなったり小さくなったりすることで、吸入、圧縮、爆発、排気の1サイクルをローター1回転で3回完了する。
 レシプロと同じように考えれば、その隙間の最大容量から圧縮時の最小容量を引けば良い、そして三角形のローターだから3を乗じれば1ローターエンジンの排気量が出る。2ローターなら更に2をかける。

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 と、私は考えるのだが、どうもそうではないようだ、おそらく、例えばファミリアロータリークーペの10Aエンジンの491×2という場合の491ccというのは3をかけない一つの作動室つまり隙間の容量なのではないか、だからたった982㏄のエンジンが110馬力も出せると言うことになるのだ。
 余談ながら、最新の235馬力もでる13B-NSPエンジンでもたった654×2=1308ccなのだ。

 これが私には謎なのだ。

 これにはエキセントリックシャフトがローターの3倍回転するので1回転1回の爆発(排気)だから、という理由が付いているようだが、レシプロエンジンの場合は、


 そんなのカンケイねぇ。(また古いギャグ)


 つまり、これは誤魔化しと言うことではないだろうか。

 当時の通産省と税制の問題で一悶着あったとの噂がある、これは結局5割増しで決着した。レースの方では2倍ということになった。

 こうして誤魔化しても、キャロルロータリーは実現しなかった、300㏄の1ローターロータリーエンジンは450㏄と見なされたからだ、当時の軽自動車は360㏄以下でなければならなかった。


 ちなみに、私の換算では実に900㏄と言うことになるんですけど・・・。

フリーズの原因がわかった

 最初はプチフリーズだった。


 今年5月の記事に我が愛機、Kal-El4世にフリーズや突然画面が消える症状があることを書いた、このときはWindows7そのもののプログラムの異常を疑っていた、またはSSDの異常も考えていた。でもよく思い出してみればプログラムドライブをSSDに換える前にも些細なプチフリーズはあったと思う。

 7月に入って風呂や台所などのリフォームで落ち着いてパソコンの前に座ることは少なかったが、それでもときおりこの症状はあったのだ。
 で、先日43のおじさんからコメントをいただいて私はIEが怪しいと返事したが、以前のように頻繁にパソコンを使うようになると、IEだけではなく他のソフトを使っているときにも症状が出るようになり、ついにファミリアロータリーの記事を執筆中にも画面が真っ黒になった。
 おかげであの文章は2回書いたのだが、どうも1回目の方が良かったような・・・。

 これは何とかしなくっちゃ、とばかりにいろいろやってみた、まずはハードからということでマザーボードのスロットや配線などの点検、特に異常はなく、ファンの回転、CPU、チップセット、メモリなどの温度も異常なしだ。

 SSDそのものを点検する術を知らないので、Windows7の修復インストールをやってみることにしようと思った、だがその前にすることはないか、と考え考えしているときにふとひらめいたのが、メモリ診断だ「そうや、Windows7には標準で付いてる」。

 コントロールパネルから管理ツールを開けるとWindowsメモリ診断がある、無駄でも良いからと思って試しにやってみたらなんと、始まって1分くらいで「状態 : ハードウェアの問題が検出されました云々」とメッセージが出た。

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 ビンコ゛!!

 Kal-El4世にはKing BoxのDDR2-800(PC2-6400)  2GBの2枚組をデュアルチャンネルで2009年3月から使っている、メモリ診断が始まってすぐにエラーが発見されたことから、1番スロットに挿してあるメモリが悪いのだと思うのだが、同じものを買い足して使うというのは相性問題の心配があるので得策とは言い難いのだそうだ。


 そこで以前Kal-El3世で使っていたノーブランドPC2-5300-512MB 2枚に付け替えたところ、現在までまったく症状は出ていない。

 まったくメモリーの性能というのはわからないもので、つまりメモリが遅くなっても体感的にはなにも変わらない、ただデスクトップガジェットのCPUメーターに付いているメモリ使用量のメーターがほとんど満タンになっている、メモリー容量1GBでは足りないのは明白だ。

走るというより飛ぶ感じ・ファミリアロータリークーペ 2

 さて、ロータリーエンジンの高性能の秘密はどこにあるのか。

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 レシプロの4ストローク1サイクルガソリンエンジンはピストンが2回往復(4ストローク)するあいだに吸入、圧縮、爆発、排気の1サイクルを完了する(なぜかこれを4サイクルエンジンという)、従ってクランクシャフトが2回転(720度)する間の2分の1回転(180度)分しか動力を得られないわけで、4気筒の場合1回転するあいだに4つの気筒のうちどれか1つが爆発して動力を発生しているわけだ、だがロータリーエンジンの場合は1つのローターが1回転するあいだに3回爆発するわけで、ただレシプロのクランクシャフトに当たるエキセントリックシャフトはローターに対して3倍の回転をするようにしてあるので、EXシャフトが1回転で1回爆発することになる、ファミリアのエンジンは2ローターなので、つまりエンジンが1回転するあいだに2回爆発することになる、だから2倍の力が得られるという説がある。

 しかしこれには異論がある、そもそもロータリーエンジンはおむすび型ともいうが3角形のローターが回転するので燃焼室が3つあることになる、であれば2ローターでは6気筒と同じだ、なので4気筒と比べるのは適当でないという、だったらレシプロの6気筒エンジンはどうかというと2回転で3回爆発することになる。
 それなら6気筒エンジンはもっと性能が良くなければならないということになる。

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 内燃機関であるガソリンエンジンは燃料を爆発させることによって動力を得る、というのが当たり前だが基本だ、これはもちろんロータリーエンジンでも同じで、つまり理想的な比率のガソリンと空気(酸素)の混合ガスを出来るだけたくさん吸い込んで、これを充分に圧縮して大きな爆発力を出来るだけ短時間に得られると性能は良くなるわけだ、そのためには充分な排気も必要だ、キーワードは、吸入、圧縮、爆発、排気。


 だがしかし限界というものがあるし機械である以上機械ロスもある、一長一短はあるが、ピストンの往復運動を回転運動に換えるレシプロエンジンより、元々回転運動であるロータリーエンジンの方がその限界が高いところにあるのだ、その証拠にロータリーエンジンは性能が高い分、大食らいだったのだ。


 そのことがあのオイルショックを境にロータリーエンジンの悲劇が始まる原因だったのだ。
 最も最近では少ない燃料でいかに効率よく高性能を得るか、という技術がレシプロもロータリーも排ガスなどの公害対策に大いに役立っている。


 とすれば、私のような素人が言うのも何なのだが、東洋工業がコスモはともかくファミリアロータリーにはびっくりするほど高性能なエンジンではなく、セダンの4気筒エンジンより少しだけ高性能で経済的なコンパクトエンジンとして売り出していたならば、ロータリーエンジンの今、はずいぶん違ったものになっていたのかもしれないと思うのだが、どうでしょうね。

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