2009年01月17日

ロータリーエンジンの模型

 Car&Maintenanceと言う雑誌の今月号に、ロータリーエンジンを積んだ戦闘機の記事が載っていたが、マツダのヴァンケル型のようなエンジンではなく、星形7気筒のクランクシャフトを機体に固定して、プロペラと一緒にエンジン本体を回すというちょっと理解できない構造になっているらしい。

 

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 こちらの写真はマツダのロータリーエンジンの模型だ。
 昨年末の大掃除で、工場の奥の棚に隠れていた。

 

  このエンジン模型は、ファミリアロータリークーペが発売された折にマツダのディーラーからいただいたものだと記憶しているが、後ろのダイヤルを手回しするとおむすび型のローターが回転して、燃焼室の容量が変化し、吸入・圧縮・爆発・排気の様子が手に取るように?わかる仕組みになっている。
  そしてローターの回転がときにきしくって、おむすびの頂点にあるアペックスシールがいかに難しいものだったかがよくわかる。(これは皮肉のつもり)
  今更ながらマツダの技術者の苦心とその優秀さに感心するのである。

 

  ロータリーエンジン車で印象に残っていることはいくつもあるが、なんと言っても強烈なのがカペラロータリーだろう。
  マツダの営業マンが新車で使っているクルマを試乗させてもらったものだが、とにかく発進加速のすばらしかったこと、工場の前から次の交差点までのほんの20mほどで100km/hに達するほどで、その強烈な加速のために直進なのにリヤがふらついた。(危険なのでよい子のみんなはまねをしないように)

 

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 ところが数ヶ月後、積算距離が1万kmに達する頃、もう一度乗ってみるとまるで別物のように、走らないクルマになっていたのだ。
 すでにアペックスシールがへたって、シリンダ壁が傷ついているという。

 これが昭和45,6年の話だが、48年にわが社で販売したルーチェロータリーワゴンは、ふとん屋さんの仕事用で、3年あまりで10万km走行しても何の異常もなかったので皆で感心したり安心したりだった。

posted by 健太朗 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | マツダの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

スペアタイヤとパンク修理材

 最近、スペアタイヤがない車が増えてきた。
 これは新車購入のときにはしっかり確認する必要がありそうだ。

 うっかりしていると路上でパンクした時にパニックになるかもしれない


   スペアタイヤを探してもどう探しても見つからないで、取り扱い説明書を取り出して読んでみたら、スペアタイヤは積んでいないって書いてあって、
「エーッ!スペアタイヤないの?」
 って、これはもう衝撃だ

 スペアタイヤの代わりにトランクに載っているのは、なんと、パンク修理剤だ。
 エアゾールタイプ修理材やエアーコンプレッサーがあるが、あらかじめ取説を呼んでおかないと使い方も判らないかもしれない。
 要は修理材をバルブから注入してコンプレッサーで圧を整えればよいのだが、これはとまどうこと間違いなしだ。
 

 

 昭和50年頃だったか、汎用のツールとして販売されたことがあったが、エアゾール1本でうまく直せた例は少ないのではなかったかと思う。

 現在では製品も良くなったのだろう、国の規制の方も緩和されて修理剤でもよいと言うことになったのだ。
 欧州では、少し前からスペアの代わりに、このような修理剤で良いと言うことになっていたらしいので、日本もこれに追随したのだろう。

 スペアタイヤとパンク修理材には賛否両論があるが、カタログやWEBでスペアタイヤが載っていないことを明確に謳っているメーカーは少ないようだ。

 しかし、私などは昔の記憶があるので、どうもこのような修理剤だけでは不安だ。

 まあ、釘が刺さったくらいならば、うまくやれば修理剤でも何とかなるだろうが、タイヤの横っ腹が裂けたりしたら、修理剤では手も足も出ない。
 最近は道路事情もよくなって、釘などあまり落ちてないから路肩だとか縁石にタイヤをこすり付けて、バーストするタイプのパンクの方が増えているような気がする。
このようなパンクは修理材では絶対無理だ。

 黄色い緊急用タイヤも貧乏くさくていやだが、それでもタイヤはタイヤだ。
 本当は今使っている4本のタイヤと同じものをスペアにして5本でローテーションする方がよいと思うのだが、そんな考えはもう化石のようなものになってしまったのだろうか。

posted by 健太朗 at 22:25| Comment(4) | TrackBack(0) | くるまの雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする